2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック

スポーツ

リオ・オリンピック!

Photo ロンドン五輪からあっという間に4年、南米初のオリンピックとなったリオ五輪が終わりました。

 開催前は、施設ができてないとか治安が悪いとかジカ熱怖いとか海が汚いとか、散々な評判でしたが、いざ開幕してみれば、殆どの競技が済々と実施され、トライアスロンで見た海もきれいで、ロクテの強盗被害は(やっぱりリオって危険と思ったらば)狂言だったとか、失礼しました、という感じ。

何より、開会式、極彩色な、生き生きとした、ブラジルの音楽とダンスをフルに発揮した、とても素敵な開会式でしたし、日系人を表すシーンも感動的でした。広大な国土に豊富な資源、南米では突出しているというブラジルの豊かな国力を感じました。こういうところがあるから、オリンピック好きなんですよね。

2020年の東京五輪を見据えた強化策なのか、ロンドン五輪にも増して、日本選手のここぞというときのメンタルの強さ、勝負強さには感動しました。

さわやかなライバル対決・400m個人メドレーの荻野・瀬戸選手、体操個人総合の内村選手の最後の鉄棒、バドミントンダブルスの高橋・松友選手、男子陸上400mリレーチーム、よくあの状況で最高に力が発揮できたなと思いました。

敗れはしましたが、卓球の水谷選手と中国のマー選手との準決勝のラリーもすごかったと思いますし、競歩の荒井選手の最後のデッドヒートの結果の銅メダルも立派でした。吉田選手は残念でしたけど、勝負なんだからいつかは負ける時もくるでしょう。それを思うと、外国選手の層も厚い58キロ級の伊調選手の4連覇はすごいと思います。

柔道は、前回と違ってメダルラッシュ。井上監督の、選手を思うコメントが優しく、指導者との信頼関係がいい形になったのだと思わせてくれました。選手の層が厚い重量級でもいい結果になったのは、男女とも立派でした。

いつも応援している錦織くん、ハードスケジュールの中、ケガも完全ではなかったでしょうにポイントのつかないオリンピックに出て毎日戦って、銅メダルという結果が得られてほんとによかったと思います。マスターズやグランドスラムの活躍はいつもウォッチしてますが、もっとみんなに見てもらってよかったと思いました。

選手たちのインタビュー、最近は若い選手もきちんと自分の言葉で答えていて(期待を背負いすぎることも、ただ楽しむみたいな言い方もせず)感心します。白井選手、池江選手、ケンブリッジ選手たち10代の選手の堂々とした丁寧な受け答えは、見てて頼もしいし、これからの活躍を応援したいと思います。

一方、日本のインタビュアーの方が、見ていたのかと言いたくなるくらい、どんな競技でも通用するような一般的なことしか聞かないのは残念に思いました。そういう中で、松岡修造のインタビューは、競技直後ではないということもありますが、選手の思いをうまく引き出していて、いつもいいなあと思いますこの方、選手に対する呼び方とか、全てにアスリートに対するリスペクトがあるところも好きです。

さて、いよいよ東京オリンピックです。閉会式の演出は、かなり、今の日本を表現していてかっこいいと思いました。椎名林檎って、才能ある人ですね。音楽を担当した野田秀樹の「エッグ」の曲が使われて話題になっていましたが(あの舞台の内容も内容ですし)、あの四角い装置を見ながら、「ちょっとエッグみたい」と思ってました。

がんばれ錦織圭くん!

Atp 今年の錦織君、本当に素晴らしかったですね。とくに全米やATPファイナルでの戦いぶりには、感動しました。劣勢を跳ね返す強いメンタル、トッププレーヤーにも打ち負けないストローク、饒舌ではないがいつもきちんとしたインタビュー、キラキラした目、落ち着いた物腰と、いくら称賛してもしたりないくらいです。以下、当たり前なことを書かせていただきます。

錦織君と言えば、6年前の18歳のとき、ATPツアーの米国の大会に初優勝。松岡修造の韓国オープン優勝以来、日本人プレーヤーの優勝は16年ぶりという快挙でした。しかし、その後は故障のニュースも多く、すごい才能はあるんだろうけど、過酷なプロテニスプレーヤーとしては、けがが多いからあまり期待しちゃいけないだろうな、なんて思っていました。

その後、錦織くんが体幹を鍛え、けがが減ったというテレビ番組をちらっと見て、おお、やはり体幹は大事だな、と思ってましたが、まだ半信半疑でした。

今年のお正月の「とんねるずのスポーツ王」の番組に、錦織くんが出てました。貴明に「このユニクロ野郎!」と言われてもにっこりするかっこいい錦織くん、そして、試合後半にマイケル・チャンが呼ばれました。え、あのマイケル・チャンがコーチ?すごい、と思いました。

その後の、特に今年後半の快進撃はご存知のとおりです。足指の切開手術をしたばかりだった全米オープンの前、FBでは、「出場するかどうかは大会前日に決める」と正直に言っていましたが、チャンコーチのアドバイスで出場した後は、フルセットの試合を勝ち抜いて準優勝へ。3セットマッチで4時間を超える試合を、たった一人で戦い抜いた姿は本当にすごかった!

思えば1980年代、テニスブームのときには、マッケンロー、コナーズ、レンドルたち個性的なスターが輝いていました(ボルグはちょっと前)。その後も、エドベリ、マイケル・チャン、サンプラス、アガシたちが、活躍していました。

そのスター達に、日本人は歯が立ちませんでした。たまに対戦して、ゲームをキープしても、結局はあっさり負けてしまう、そういうもんだと思ってました。

しかし、錦織くんはちがった!ジョコビッチやアンディ・マリーに堂々と打ち勝ち、今やランキング5位。一人強ければランキングを駆けあがれる個人スポーツで、プレーヤーの出身国がこれだけ幅広いテニスで常にツアーを勝ち続けなければこの地位にはいられません。競技人口や、ステイタスと言う点では、ほかのスポーツで活躍する日本人と比べても、最高級でしょう。

ユニクロや日清だけでなく、ジャガーのKey Nishikori モデルが出たり、タグホイヤーと契約したり、イメージのよさが世界的にも認識されていますね。

おごりも卑下もしない、まっすぐ目標に向かっている感じも尊敬しちゃいます。松江のような小さい町の(失礼)テニスのうまい少年が、チャンスを掴んで世界のトッププレーヤーに。来年はぜひグランドスラム優勝をみたいです。こう書いていても夢みたいだけど、錦織くんなら絶対出来そうな気がします。

ソチオリンピック!

Sochiソチオリンピックが終わって1週間、先週はメダリストたちのテレビ出演や特集番組もあって、ちょっと余韻にひたっているところです。

今回も、めったに見ることのない種目でのアスリートたちの超人的な技術や演技に驚かされるとともに、一生懸命頑張るところにドラマは生まれるんだなあと感動の連続でした。

今さらではありますけど、浅田真央ちゃん。まさかのSP16位から、完璧なフリー。フリーは生で見たのですが、彼女のこんなに素晴らしいプログラムを見たのは初めてのような気がするとともに、金を狙って頑張ってきた彼女が、どんな精神状態であれを成し遂げたのかを思わずには見られず、涙があふれました。世界中の、フィギュアを知る人が、それをわかってくれたのも、うれしかったです。

超一級の選手が何かの拍子に力を発揮できず、残念な結果に終わりうることは、予選での圧倒的な王者ぶりを見せていたショーン・ホワイトがメダルを取れなかったことを見ても、スポーツの厳しさだと思いますが、真央ちゃんはそれを乗り越えたからこそ、人々の記憶に長く残る演技となりました。

SP11位からあきらめず5位に入った町田くん、プレッシャーを乗り越えて金を勝ちとった羽生くん、けがで完璧ではなかったけれど、彼にしかできない演技で魅了した高橋大輔。そして大輔と真央ちゃんは6位に入ったことで、あのオリンピックの華のエキシビションに出ることができた。こんな筋書き、ドラマやマンガだったらあざとすぎるくらいでしょう。

いつからジャンプで葛西という名を聞き始めたのかわからないくらいずっと活躍している葛西紀明選手。今回初めて彼のストイックな練習やいかにも純粋で人のよさそうなお人柄がクローズアップされましたが、期待にこたえて、個人も団体も結果が出たのはよかったですね。

ノルディック複合の渡部暁斗選手も、少し前までは日本人はジャンプの得点差を守って逃げ切るタイプだったのに、ヨーロッパ勢が強そうな距離で強いところを見せてくれてかっこよかった。しかも個人2戦、団体とあの過酷なレースを3回も戦い、オリンピック後もすでにW杯で表彰台に立っているのも驚異的です。

スノーボードの竹内智香さん、知的な美人でインタビューでもスノボ界の発展を口にする姿はかっこよく、こういう人がヨーロッパ勢有利という種目で結果を残したのはとっても良かったと思います。上村愛子選手も、メダルこそ取れませんでしたが、とっても清々しい印象を残してくれました。

オリンピックの種目になるということは、それなりに競技人口があって、一流と言われる選手がたくさんいるということで、W杯で何度か表彰台に上がっているくらいで確実にメダルが取れるかどうかは全く分からないし、私的には入賞の8位くらいまでに入るということはもうすごいことだと思います。だからこそ、ここぞという勝負に勝ってメダルをとるということは素晴らしいのだと思いますが。

そうそう、メダル噛みについては、金貨が本物かどうか確かめる(純金は柔らかくて歯型がつくから)行為の延長だと思ってましたが、知らない人も多いんですね。銀や銅はどうして噛むのかな、と前から思ってました。噛まなくてもいいよね?

モスクワ五輪のボイコットを知っている世代としては、ロシアでのオリンピックというのも新鮮で、開会式のロシア風建築を思わせる極彩色の演出や、開会式での五輪マークの失敗を閉会式でネタにする粋や、力を入れていたであろうフィギュアの選手たちの芸術的なスケーティング、皇帝プルシェンコの人間味あふれる発言の数々、タラソワコーチの優しさ等、ちょっとロシアが身近に感じるようになりました。

ロンドンオリンピック!

Olimpicロンドンオリンピック終わっちゃいましたね。

子どものころから、いつも楽しみに見てきましたが、今回は驚きの連続でした。だいたい、考えられる最もいい結果を力いっぱい期待して、でも選手はプレッシャーに負けて、ちょっとだけ誰かが頑張って終わる、というパターンを繰り返してきた日本。今回は期待された種目でそれなりに成果があっただけでなく、予想外に健闘してメダルをとった種目も多く、それが世界でも競技人口の多そうな種目が多かったのが、うれしい結果でした。

フェンシングの準決勝、すごかったですね。最後の太田選手、そりゃそれまでリードしていたのを逆転された、自分で招いたピンチだったかもしれませんが、最後の10秒で逆転って、あの精神力には頭が下がりました。女子サッカー、バドミントン、卓球の銀は本当によくやったと思いますし、レスリングやボクシング男子の金もすばらしい。体操も、落下の連続ときいたときには、内村選手の金も疑いましたが、本当によかったですね。北島選手の最後の頑張りもさすがでした。伊調、吉田選手の3連覇も危なげなくてかっこよかったですね。

こうみると、柔道以外は大健闘だったと思います。体格に恵まれていない日本人が、「メダルをとる」という目標を掲げて、世界第6位のメダルを獲得したんですから、なかなか捨てたものじゃないと思うんですよ。それこそ世界中のアスリートが、メダル目指して猛練習している中でとったんですもん。

いつになく愛国的になっちゃいましたが、ロンドンオリンピックの開会式、さすがイギリスらしい演出でしたね。Mr.ビーンとロンドン交響楽団のシーンや、女王登場のシーンは最高。久しぶりのMr.ビーンの新作で、最後のお辞儀まで、Mr.ビーンのキャラのままだったのに感動しました。ポール・マッカートニーも盛り上がって、閉会式の最後みたいでした。

閉会式、英国ロックに不案内のNHKの解説ががっかりでしたね。いくらでも英国音楽通のゲストはいたでしょうに。あーあ。

それからついでに。久しぶりに新体操をみて、その進化にびっくりしましたが、シンクロもハイレベルの戦いでした。日本はかなり差がついちゃった感じ。で、どうして日本の音楽にこだわるんでしょう。世界でメジャーな音楽の方が絶対きれいにのれるのに。昔っから、こだわりすぎだなあと思ってます。