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「半沢直樹」第1回など

  2007 ようやく「半沢直樹」が始まりました。延期されていた放送が決まってから、TBS煽る煽る。後述の制作発表でも第1回からすごいと言ってましたからね。

全シリーズの最終回で証券会社に出向になった半沢直樹(堺雅人)は、ITベンチャーの買収案件をめぐって東京中央銀行の伊佐山証券部長(猿之助)と対立します。うわ、四代目、予告編で覚悟してたけど、予想を超える嫌な奴、人を小馬鹿にした表情とかもったいつけた言い方とかやりすぎ。一番の敵役なんだから思い切りやらなきゃって思ってるんだろうな。ちょっとふっくら丸々としたお顔がまた憎らしいですよ。ああ、歌舞伎見ない人の印象が…。本当はこんなに真摯に歌舞伎に向き合ってる人なんですよ(八月歌舞伎座の制作発表 1:30くらいからです)。→その後見ましたよ八月花形歌舞伎吉野山!

松也のIT社長が、長めの髪といいラフな服といいワガママな感じがはまってていいです。賀来賢人も重要な役どころ。ほかに副頭取古田新太を始め、井上芳雄、池田成志、今井朋彦、土田英生、加藤啓、山崎銀之丞と、濃い舞台人大勢。舞台がなくなってしまった役者を集めて、舞台が見られなくなった私たちに見せてくれるってこと?

夜中に電話1本でメール全消ししちゃう(←ありえなーい!)くらいデフォルメしすぎなドラマなので、気楽に見ればいいんですけど、かわいい女性枠的な今田美桜ってちょっと若すぎるのは残念で(演技はいいと思いますが)、この役はもっとキャリアな感じにしてほしかったな。

【制作発表】

7月11日に、10人のキャストが揃った制作発表がライブ配信されました(アーカイブあり)。うち猿之助、愛之助、中車、松也と4人が歌舞伎役者。4人は地方巡業かというくらい、めちゃくちゃおしゃべりしていたそう。

四代目は初回から圧巻の芝居、と言われて、「たいしたことない役者ですけど、半沢直樹の皆さんがいい包装紙でくるんでくれて、ラッピングでよく見せてくれた」「後から入るのはたいへんだが、香川さんが保護者のように付き添ってくれていた」なーんつってましたね。ニュースにもなっていましたが、中車さんは「前回土下座をくらっているので、いとこまで土下座をくらうわけにはいかない、一族をかけた戦い」と。脳内で「四代目まで土下座させるわけにはいかない、澤瀉屋をかけた戦い」って変換しちゃいました。

【ぴったんこカンカン】

番宣でいろいろな番組に出てくれてましたが、これは中車と二人で出演。上目黒の小料理屋ふじで初めて会ったエピソードなどが出ますが、途中お皿を片付けたり、高齢のお店のおかみさんに優しい四代目。團子くんが「カマキリがなんか言ってる」というなんてちょっぴり反抗期なんだなという話も。その後も浅草の鰻店小柳でも気を抜いたりお土産の鰻を勝手に頼んだりやりたい放題の四代目。普段は自由な中車が、フォローします。知らない人が見たら、中車の方が10歳年上なのに猿之助失礼なやつって思うかもしれないですが、やっぱり中車からしたら澤瀉屋の頭領として立てなきゃいけないですもんね。暁星の教会で同じく卒業生の北大路欣也、賀来賢人といっしょにフランス国歌を歌うサービスも。

【櫻井・有吉THE夜会】

四代目の紹介するグルメをかけて破天荒クイズ。寿猿さんが登場して(「生きてたんだ」とつぶやいてましたよヒドイ)、四代目にカンペをとられたというイタズラを紹介。四代目「困らせるつもりなのに、寿猿さんは、長年やってるから切り返しの引き出しが多くて何とかしてしまう」。まだ死なないはずなのに殺しちゃうなんてのもありましたもんね。一番困ったイタズラは、というのが問題で、置いてあった入れ歯をおもちゃの入れ歯に変えちゃったとか。寿猿さんの入れ歯話いっぱいあって面白かったです。寿猿さん、90歳にはとても見えないお元気さでお顔もつやつや。八代目中車の弟子で、芸歴87年澤瀉屋、そのうちこの40年くらいは四代目に翻弄される人生。でも当代の才気と遊び心を愛しているのが伝わってきますね。

【A-Studio+】

半沢直樹放送後の金曜日のA-Studio+。鶴瓶さんのバラエティには何度か出ているし面白いはず、と思っていたらやはり充実してました。一般の人が見たらどうだったかな。

半沢直樹の芝居は、歌舞伎になっちゃうので中車に全部やってもらって完コピと。世間が似てるというはずですね。私的には、香川照之歌舞伎に入る→演技がどんどん濃くなっていく→特によく出ている日曜劇場では「中車劇場」になる→もともとテンション高い四代目ここまでやっていいのか、と真似する→監督煽る、な感じですが。だからあんなヤクザな銀行員いないとか言うのは意味ないですよ。典型的な悪役やってるんだから。

ゲストは幸四郎さん、ゆずの北川悠仁さんと暁星・慶応の同級生。骨折の話も、テレビでは一番詳しくやったかもです。中車さんが号泣しながらやってきて、医療チームを編成してくれた話、感動ですね。同級生の皆さんから、学生時代のトンデモ話もっと聞きたかったかも。

【なんでも鑑定団】

テレ東だから番宣ではないのですが、「なんでも鑑定団」ですごいことやってくれました。だいたい、芸能人って冒頭になんとかひねり出したお宝もってくるんじゃないんでしたっけ。いちばん大物が出てくるトリですよ。

安土桃山時代にわずかに作られ、焼き物で2つしかない国宝もあるという美濃の「志野焼」。素人がみると、いかにも高そうな感じがするが実はニセモノ、みたいな、わざと崩してあるのが怪しいという雰囲気があるお茶碗ですが、なんと。6000万円という評価!

これを手持ちの骨董を売り払って購入するとは、そんなに価値のある骨董集めてたのか、信用できる骨董屋とおつきあいしているんだな、そして、手に取ってみて価値がわかるほど審美眼があるんださすが、という感想です。

自己評価が1000万円ですから、購入価格もそれに近かったんでしょうが、普段お茶飲むのに使ってるって、さらにさすが四代目ですよ。

人間国宝荒川豊蔵氏の箱書きがあるのですが、中島誠之助さんが「近いうちに三重箱を作り、四代目猿之助の箱書きを与えて銘をつけてほしい(→さらに価値が出る)」とおっしゃるのが、わあそれかっこいい、としびれましたです。

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