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恩田陸「チョコレートコスモス」

2006  久しぶりの小説、まちがいなさそうな恩田陸「チョコレートコスモス」です。単行本で500pちょっとですが、読みだしたら面白くてあっという間でした。

 内容はまったく知らずに手に取ったんですが、何と演劇もの。脚本家、大学の演劇サークル、気鋭の人気女優、天才少女、こだわりのプロデューサーなどの演劇にかかわるキャラクターの話がそれぞれ進んでいき、後半一つに収束していくという、著者らしいうまいストーリー運び。ちょっと「ガラスの仮面」も感じさせて。

早稲田の演劇サークルなんだろうなとか、初めの方に出てくる「ララバイ」の演者を兼ねる演出家は野田秀樹かなとか、アイドルだけどうまい安積あおいは、「Q」の広瀬すずみたいだなとか、響子は北川景子の雰囲気の松たか子かなとか、葉月は安藤サクラかなとか、映画全盛期に活躍とは違うけど還暦過ぎて瑞々しい若槻徳子は大竹しのぶを思い浮かべようとか、本多劇場とか新国立とか、演劇周辺がイメージできると、より楽しめる小説です。

で、「欲望という名の電車」を知っているとなおいいです。きちんとストーリーは説明しているんですが、やっぱり見てないとわかりにくいかも。

 

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