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ドラマ「きのう何食べた?」と「いだてん」第一部完

  201906_20190629140101テレビ東京のドラマ「きのう何食べた?」終わってしまいました。よしながふみの原作コミックは料理好きの友人の間で話題でしたが、読んだことがなく、西島・内野というキャスティングだけで見始めましたが、ほんとに丁寧に作られた、最初から最後まで満足度の高いドラマでした。

弁護士で料理好きのシローさん(西島秀俊)と、美容師のケンジ(内野聖陽)はゲイカップル。シローさんにぞっこんで乙女なケンジと、カミングアウトに抵抗があることもあって、ツンデレなシローさん。このシローさんは宛て書きかというくらい、西島秀俊にはまっているんですが、乙女なケンジに見事になりきっている内野聖陽がすごすぎ。この人の憑依的な演技力を改めて思い知りました。あの家康?竜馬?勘助?というくらい。

もっと絡みが見たかった、もう一組のカップル、小日向さん(山本耕史)と航(磯村勇斗)も、とってもよかった。あくまで外見はかっこいいのに航にメロメロな小日向さんと、客観的にはダサいビジュアルなのに、小悪魔な航。山本耕史ー内野聖陽の場面は、家康と三成@真田丸だ、など。

原作コミックがよいためもあるのでしょうが、リアルなセリフが、一生懸命生きている人たちを尊重する描き方で、どの回もすばらしく、毎回ケンジの気持ちになって泣いちゃってました。梶芽衣子、田中美佐子、マキタスポーツ、奥貫薫ら、共演者も、みんな合っていて、テーマ曲もすごくよかったです。

 

Photo_20190629140101

  さて、低視聴率のニュースにはらはらしながら、「いだてん」いだてん前回の記事)の第一部、勘九郎主演部分が終わりました。毎回ちがう見せ方をしながら、近代日本においてスポーツと女性がどういう歴史を辿ってきたかを見事に描いた傑作でした。

丹念に歴史のエピソードをを拾ってきたり、セットや衣装に凝ったNHKスタッフも立派ですが、とにかくこの、誰も描いたことのない時代を、こんなに魅力的に描いて、なお押しつけがましくなく、スポーツや女性の自由のすばらしさを感じさせてくれるクドカンの脚本。何回にもわたる伏線が心憎いばかりで、何度も前の回を見たくなります。

第一部最後の回、シマちゃん(杉崎花)の死は悲しすぎる、と思ってみていると、鮮やかな人見絹江(菅原小春)の登場で、関東大震災で焼けてしまった東京の町に、明るい希望の灯が点る展開にはうなりました。熊本の幾江さん(大竹しのぶ)をはじめ、第一部の主要人物が生きてる人は総出で、でもただの顔見世になっていないところもうまい。さらに美川くんは出さずにかえって見る側に思い出させるところも愛を感じます。

第2部も楽しみです。

 

 

 

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