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「暗くなるまで待って」@サンシャイン劇場

201902

      「暗くなるまで待って」は、舞台作品をオードリー・ヘップバーンで映画化した作品(1967)が有名ですが(題名だけは知っていた)、加藤和樹と凰稀かなめなので、勝手にミュージカル化作品なのかと思っていました。どうもそうでないらしいと思ったのが当日。

写真家サム(松田悟志)の家が舞台。アムステルダムでリサがサムに預けた大量のヘロインを隠している人形を、ロート(加藤和樹)の指示で、監獄帰りの小悪党マイク(高橋光臣)とクローカー(猪塚健太)は、それぞれサムの旧友、刑事になりすまして、サムの妻スージー(凰稀かなめ)に探させようとします。

舞台はサムのアパートだけという、密室サスペンス。スージーは盲目で、ロートは冒頭から殺人を犯している冷血な男。男たちに一人立ち向かうスージーがどんな作戦なのか、息詰まる頭脳戦。最後は、女殺油地獄です(←すごいネタバレ)。照明も効果的でした(笠原俊幸さん)

凰稀かなめ、ドラマ「トットちゃん」の、新納慎也と駆け落ちするお嬢さんの役が魅力的でしたが、自然かつ明瞭なセリフ回し、スラリとしたしなやかな身体、愛くるしい瞳、そして盲目の演技も的確で、とにかく素晴らしい!2場から出ずっぱりなんですが、もう見事にこのヒロインを演じきっていました!

主要5人の中では、ほかにマイクの高橋光臣がよかったです。根は人の好いマイク、スージーに対して優しい気持ちになる過程を丁寧に見せてくれて、最後は悲しくなっちゃいました。猪塚健太も、かわいくって魅力的。はじめスージーに反発しながら、キーマンとなる少女グローリア(黒澤美澪奈)も元気いっぱいの好演。

主演はいちおう加藤和樹ということになってるようですが、うーん、語尾に力が抜ける台詞、かっこいいんだけどやっぱりパワー不足な感が。大役が続いていますが、毎回物足りなさを感じちゃうんですよね。吉原光夫とか、石川禅だったらなー。とにかく、このお芝居、凰稀かなめにつきます。ブラボー!

(おまけ)

この作品のブロードウェイ・オリジナルでは、トニー賞の主演女優賞にノミネートされていますが、それがリー・レミック。「酒とバラの日々」や「オーメン」にも出演しているそうです。

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