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劇団四季「パリのアメリカ人」@シアターオーブ

201902

      劇団四季の新作「パリのアメリカ人」です。四季というと、何か月も前からチケ取りしないとと思ってたら、直前に1階前方が取れてラッキー。

「パリのアメリカ人」というと、子どもの頃、家にレコードがあって、変な題だなと思っていました。ガーシュインのこのタイトルと交響詩は、1928年発表、曲を使ったミュージカル映画「巴里のアメリカ人」は、1951年、あのジーン・ケリーと、彼に見いだされたバレリーナ レスリー・̌キャロン主演で大ヒットしています。

ミュージカル版は、意外と最近、2014年、パリでの初演の後、ブロードウェイで2015年4月から2016年10月まで上演され、2015年のトニー賞で主演男優賞、振付賞、編曲賞、舞台装置賞等を受賞しています。

メインキャストは複数ですが、私が見たのはジェリー 酒井大、アダム 俵和也、リズ 石橋杏美、アンリ 加藤迪、マイロ 岡村美南

戦後間もなくのパリに暮らす画家ジェリー、作曲家アダム。金持ちの息子で、親には内緒でミュージカルスターを夢見るアンリは友人ですが、3人ともバレエダンサーの卵リズに恋してしまいます。バレエのパトロンのマイロにより制作されることになったリズの作品は、作曲アダム、舞台装置ジェリー。マイロはジェリーに執心で…。

ダンスはバレエの振付でクラシカルな印象ですが、新しいプロダクションだけに、映像をうまく使った舞台装置、場面転換もスムーズでテンポよく、戦争の爪痕を残したパリで精一杯生きる人々を描いていてよくできた作品でした。ガーシュインの曲もとても美しく、素晴らしい。

キャストの予備知識は全くなかったのですが、バレエダンスシーンが多いということは聞いていたものの、本格的なバレエにびっくり。それもそのはず、ジェリーの酒井大はバレエ団所属のダンサー、石橋杏美もバレエ留学後に四季に所属。まず二人と、アンサンブルのダンスに感動。とくにラストは、ここまで歌い、演じてきた最後にこれだけ長いダンスシーンがあるとはと感激します。バレエ以外も、最近ブロードウェイで流行りなのか椅子を使ったダンスや、タップもしっかり。

演出・振付のクリストファー・ウィールドン氏は、ダンサー出身で、やはりダンスに思い入れがあるようですね。公式サイトのウィールドン氏インタビューでも強調しています。

キャラクターとしては、純な美形の酒井大、飄々とした雰囲気が好みの俵和也(この方、「デス・ノート」で体調不良の石井一孝の代役としてリュークをやったんですね)、堂々としたオーラがよかった岡村美南の演技がよかったです。石橋杏美は、ダンス以外はもうちょっと、がんばってほしいかな。

ということで、たいへんよかったんですが、やっぱり演奏は録音なのが残念。年明けから、ミュージカルコンサートで普段よりちょっといいオケで聞く機会が続いたせいか、せっかくのガーシュインなのに。オーブさんのチラシ、ミュージカル専用劇場なのに、必ず「生演奏」とか書いてあるんだけど、録音の方が珍しいんだから「録音」って書いてほしいですよ。

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