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2019年2月

二月大歌舞伎「熊谷陣屋」「當年祝春駒」「名月八幡祭」

201902         二月大歌舞伎夜の部、1つめは「熊谷陣屋」です。現白鸚さん、幸四郎さんでは見ていますが、吉右衛門さんも見ているかと思ったら、初めてでした。

今月はとくによいと評判の吉右衛門さん。出の最初から、気が充実している感がありました。やっぱり熊谷は吉右衛門さんだあ。

相模(魁春)、藤の方(雀右衛門)、弥陀六(歌六)、堤軍次(又五郎)、そして気品ある美しい菊之助の義経と、吉右衛門さんの芝居を支える役者が揃って、まあ隙のないこと。敦盛の死をめぐっての、虚実の感情のきめ細かい表現と緊張感が素晴らしいです。(また弥陀六の長台詞でふっと気が抜けちゃいましたが―恥)。

そして、最後の熊谷の引っ込み、吉右衛門さんの「十六年は…」の声で、さらに劇場の空気の色が変わったように引き込まれました。ほんとは何故こんなにいろいろな人が熊谷陣屋に集まってくるのか、と、話には今一つ納得がいかないんですが、やはり当代の最高の熊谷陣屋でした。

2つめは、「當年祝春駒」(あたるとしいわうはるこま)。曽我物です。工藤祐経(梅玉)、朝比奈(又五郎)、大磯の虎(米吉)、化粧坂少将(梅丸)のところに、曽我五郎(左近)、十郎(錦之助)兄弟が春駒売りとしてやってきます。

明るく、役者もきれいで魅力的な舞踊。左近くんは隈取りも似合う顔立ちに、見得もキマって末頼もしいです。團子、染五郎、左近と1学年ずつちがう中学生トリオ、将来同世代で活躍しそうですね。米吉と梅丸が本当にかわいらしく、眼福。左近くんの弟とは驚愕な配役の錦之助さんもこの装束が似合ってました。

さて3つ目は、初世辰之助追善狂言の「名月八幡祭」2017年6月、同じ松緑の縮屋新助、美代吉笑也、三次猿之助で見ました。今回は美代吉玉三郎、三次仁左衛門、季節は夏なので前回の方が合ってますが、全く別物で、美代吉が主役に見えました。

三次はどうしようもないヒモ男なんですが、やっぱりいい男。美代吉はこのかわいい男に振り回される自分が好きなんでしょうね。美人で思い通りにならないことはない私、でもこんな男に惚れている。そして先のことまで考えられず、その場限りで調子のいいことを言ってしまう。思いつめる新助の気持ちなど、わかろうともしなかった。玉さまの演技で、美代吉という女がよくわかりました。

松緑の新助自体は、前回とそう変わってはいなかったと思いますが、願いが叶わず、百両が無駄になったと知る場面、仲良く飲んでいる美代吉・三次と新助の構図が、余裕を持って手慣れた風に腐れ縁を演じる長年の人気コンビ(しかも人間国宝)を、必要以上にコンプレックスを感じながら見る松緑にダブって見えて、こちらの胸の痛さは段違いでした。

ほんとの松緑さんがどう思っているかはわからないし、歌舞伎座でしょっちゅう主役やっているんですから、コンプレックスなんて見方したら失礼なのでしょうが、あの自虐ブログを愛読しているものですから(でも千穐楽の後の記事は前向きでよかった!)。

真冬のためか本水はなかったですが、霧の効果はなかなかで、賑やかな手古舞連、テンポのいい演出で幕切れまで鮮やかでした。

しかし、これを見てしまうと、猿之助・笑也コンビ…。猿之助でいうと、どんな男か、美代吉と二人でどういう空気だすべきかもはわかっているはずで、でもやはり彼がクズじゃなくてクズな気持ちもわからないってことなんでしょう。明快で合理的な精神が、腐れ縁とは縁遠かったんですかね。いや、それがニンってものなのか。

ところで松緑さん、ちょっと太ったかな。斧定九郎とか網乾左母二郎(←国立の八犬伝でかっこよかった)とかが似合わなくなっちゃうといやですよ。

映画ロンドン版「The King and I」

201902kingandi_2               渡辺謙とケリー・オハラ「The King and I (王様と私)」、2015年にNY、2018年にロンドン、そして今年来日公演があるわけですが、そのロンドン版が映画になっていて、TOHOシネマズ日比谷で3日間限定上演というので、見てまいりました。ミッドタウン日比谷内のこの映画館、ゴージャスな雰囲気でしたよ。

渡辺謙のロンドン公演についてのインタビュー

ユル・ブリンナーの「Shall We Dance?」が印象的だったので、映画版(1956年!)は見たような気がしていましたが、アンナが家にこだわるところなど記憶になく、全く見ていないことが判明。そして、思っていたよりずーっと面白くて(もっと古臭い作品だと思っていたんですごめんなさい)感激でした。

1863年のタイに、国王(渡辺謙)の子供たちの家庭教師として、未亡人アンナ(ケリー・オハラ)が、息子ルイを連れてやってきます。この冒頭の港のシーンから、アンナとルイ(←この子すっごくうまい)の細やかな演技、アンナが自立した魅力的な女性であることがわかります。王の忠臣クララホム首相(大沢たかお)が、いつもの印象よりも筋肉隆々、堂々とかっこいいです。

王は多数の妻を持ち、周りからかしずかれ、尊大ですが、国を守ろうと必死で、そのために子どもを教育しようという人物。渡辺謙の表情が豊かで、ユーモラスでチャーミング。ケリー・オハラと対峙する場面は、丁々発止のやりとりが上質のストレートプレイの趣があって、脚本もよくできているなあと感心。謙さんが「二人で舞台を作り上げた」とインタビューで話していたのはこれかあ。

謙さんの歌はあまりないし、歌い上げるものではないのですが、ものすごく表現が豊かで楽しかったです。演技のすばらしさではトニー賞主演賞ノミネートは納得ですが、歌という点で受賞を逃したのはやむをえないかも、そして、ケリー・オハラの主演女優賞も納得です。

お話は、ビルマから贈られた愛妾タプティム(ナヨン・チョン)とルンタの秘められた恋、王が野蛮かどうかを審査しに来るイギリスの公使エドワード(アンナの旧知)の饗応、タプティムの語りによる「アンクル・トムの小屋」をテーマにする舞踊劇、成功を祝ってのアンナと王の「Shall We Dance?」!そして…。

王の子どもたちがアンナに挨拶するかわいらしいシーン、タイ風にアレンジしたダンス、ケリーの素晴らしい歌、見ごたえのある劇中劇と、見どころいっぱい。

チャン王妃(ルーシー・アン・マイルズ)は、ブロードウェイ版でトニー賞の助演女優賞をとっていますが、大奥を取り仕切るといった風の威厳ある、しかし愛情豊かな王妃を見事に演じていて、すばらしかったです(彼女、このロンドン再演版の前に暴走者による交通事故で4歳の娘を亡くすという悲劇に見舞われています。なんてお気の毒)。

饗応までのやりとりが面白いのですが、いろいろあった後でのラスト近くにあるのが、王とアンナのダンスなんですね。アンナは亡き夫とのロマンスを大事にしている愛情深い女性ですが、控えめで、二人の友情がぐっときます。

ラストはこうなるとは知らなかったんですが、タプティム問題はあるものの、いろいろすっきりする幕切れでした。

この映画、俳優のアップでしっかり演技をとらえながらも、よくできたフォーメーションも逃さず舞台全体をとらえていて、とてもよいです。これを見てしまうと、シアターオーブの遠い席でオペラグラスで見るのはいやだなあ。12列目、センターがベストってところですかね(←席も取れていない)。

(おまけ)
さて、劇中劇が始まってすぐ、Book of Mormon のナブルンギの聖書劇はこのシーンをとっていたんだと知りました。こんな有名な作品、劇場中がオマージュと知っていたのに恥ずかしい!語りの声の雰囲気、「そして最後は悲しい結末」というところも一緒でした。

「歌舞伎夜話 段之さん・徳松さん」

201902danshitokumatsu_2         歌舞伎座ギャラリーでの歌舞伎役者のトークショー、楽しそうだなと思っていましたが、猿之助丈、松也丈を支える段之さん、徳松さんの回に行ってまいりました。前回も軽妙なトークで沸かせたそうです。

早替わりや地方公演での「引っ越し」の苦労、建替え前の歌舞伎座の楽屋やお風呂の話、徳松さんが神主の資格があって、ハワイで神主をされていたことなどなど、トークもとっても楽しかったのですが。

書いておきたいのは、段之さんが見せてくれた、亀治郎10歳のときの若手歌舞伎鑑賞会「奴道成寺」の一部映像です。歌舞伎の本公演の前の朝の時間に、同じ演目を子どもがやるというもの(勘三郎さんが子ども白浪五人男をやったのもこれかしら)。

記録にはありましたが、まさかね、と半信半疑だったのですが、ほんとに35分間一人で踊り分ける奴道成寺をフルで踊ったんですよ!あの、私が決定的に四代目ファンになった最後のダメ押しの2017年4月歌舞伎座の「奴道成寺」

このために小さな立派な衣装を誂え(早替えもあるので、豪華な衣装が何枚も)、同じ演目を踊った三代目の指導を受けて、鮮やかに踊って見せます。扇子の扱いや手の動き、3つの面での踊り分け等、涼しい顔で、一人前の表情。インタビューでも、すごいことをしたというより、自分は役者だから、みたいな雰囲気なんですよ!

段之さんてば、すでに後見されてて、引き抜きのときまだと言っているのに待てなくて自分から脱ぐ坊ちゃんほほえましい。(←後見は寿猿さんだったそうです。とにかく段之さんがまだよ、と言ってた)

しかし、いくら天才子役だからといって、本公演と同じ長唄、囃子方、所化が40分近く付き合うのですから、すごいことです。三代目が人気役者で(この月は、昼に奴道成寺、ぢいさんばあさん、夜に慙紅葉汗顔見勢、伊達の七役の主役ってバケモノなの三代目)、彼がやらせると言い、本人がきちんと踊りきることができて、そして、その場限りではなく、将来も歌舞伎を背負って立つ子なのだと皆が納得しなければ、こんなことできないですよね。

松也の子役時代の映像も。10歳のときの「加賀見山再岩藤」の志賀市、猿翁さんと濃い芝居してますし、7歳のときのこんぴら歌舞伎「重の井子別れ」の三吉。このときの重の井の時蔵さんが、はっとするほど美しかったです。松也は、子役の有名な役はほぼすべてやっているんですね。

徳松さんも、いろいろ苦労されたと思うのですが、今や花形の松也が、喝采を受けた今年の初春浅草歌舞伎の「義賢最期」、私だってハラハラしてみてたんですから、ましてや徳松さんから見たら、さぞご心配だったことでしょう。話には出ませんでしたが、「メタルマクベス」だって、バイクでこけたりしていましたよね。

若いから、やりたいことはやらせてあげたい、でも歌舞伎はやらせますから、という徳松さん、これまでも松也のドキュメンタリーで見てましたが、なんか好きになっちゃいましたよ(段之さんはもとから好き)。

(おまけ)

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        歌舞伎座ギャラリーに、納涼歌舞伎やじきたの「釜桐左衛門」の衣装がありました。近くで見てもけっこう立派!

「ラブ・ネバー・ダイ」2019@日生劇場

201902loveneverdies                2回目の「ラブ・ネバー・ダイ」です。前回は2014年(この感想はストーリーのネタバレありです)、とにかくストーリーの衝撃と、不思議な雰囲気のある衣装とセット、そしてロイド・ウェバーの美しい曲が印象的でした。

今回のキャストはファントム石丸幹二、クリスティーヌ平原綾香、ラウル田代万里生、マダム・ジリ 香寿たつき、メグ・ジリ 夢咲ねね、グスタフ 加藤憲史郎

初めから歌を聞く気で行っているわけですが、平原綾香、さすがです。低音からファルセットへの流れがきれいで力強く、この音域の広いウェバーの名曲を自在に歌ってくれて感激!後半の渾身のステージシーンでは、まさにショーストッピングで、拍手が鳴りやみませんでした。ここまで歌だけで盛り上がったのは、初めて見たかもです。当たり役といえましょう。

石丸幹二は、役柄的にはほとんど顔が出ないのですが、すらりとしていて美声、このファントムなら仕方がないかなと思うところが適役。しかし私はやっぱりラウルが好き、しかも久しぶりの万里生くんですよ。高音がきれいに伸びる歌、前回は若かったですが、4年たって渋みも加わって、愛のために苦悩するラウル子爵、素敵でした。

ああ、この3人のキャストで日本最高の「オペラ座の怪人」が見たいな。

そして憲史郎くん。育ちのよさそうなかわいいお顔、歌も演技もすばらしくて、早くガブローシュが見たい!清史郎君も歌うまいのにミュージカルには進まなさそうですが、憲史郎くんはどうかなあ。

ラブネバ名物のフリークス3人組、重松直樹(フリークスというにはかっこいい)、辰巳智秋、知念紗奈が出てくると私的には盛り上がりましたが、知念紗奈って、Hey! Say! JUMPの知念侑李のお姉さんなんだ。小柄ですが、アクロバティックなダンスがキレキレでよかったです。

と、ステージ的には素晴らしいパフォーマンスでしたが、お話は2度見てもキライ。あの素晴らしい「オペラ座の怪人」を愚弄したパラレルワールドの物語と思ってます。

 

 二月大歌舞伎「すし屋」「暗闇の丑松」「団子売」

        201902 歌舞伎座昼の部、初世尾上辰之助三十三回忌追善狂言とされています。当代松緑の父辰之助は、1946年生まれですから、梅玉さんと同い年、仁左衛門さん、吉右衛門さんと同世代で、40歳の若さで亡くなっていなければ、今も活躍されていたはずの方ですね。

まずは、「義経千本桜 すし屋」昨年12月の南座の仁左衛門で見たばかりですが、やはり配役が変わるとちがう印象。梅枝のお里、菊之助の弥助。今何をやっても的確な梅枝くんと、気品ある、ちょっととぼけた弥助=維盛が似合う菊之助。「お月さんも寝やしゃんした」までは楽しく見られます。

新悟の若葉の内侍も維盛の奥方としての格の高さを感じさせて好演。六代の亀三郎ちゃんは、台詞はあまりないですがかわいらしかったです。

弥助の父弥左衛門の團蔵さんも、いかにも小金吾の亡骸を見て、首を切ってきそうな骨のある親父。しかし母おくらの橘太郎、達者で悪くはないのですが、いつもの愉快な橘太郎さんの面影がちらついて、金をせびる権太とおくらのやりとりに、今ひとつ情愛が薄く感じてしまいます。松緑の権太、大きな目をぎょろつかせて、嘘の涙をつけたりして愛嬌たっぷり。

しかし後半になるほど、「木の実」で権太一家を見た南座と比較して、権太の人物と悲劇が今一つ迫ってこないのは致し方ないといえましょう。権太女房はいきなり出てきた人だし(権太を振り返りすぎるのもわざとらしく感じてしまう)、権太が刺されてからがやや間延びして見えます。芝翫の景時は立派ですがやや浮いてました。

2つめは長谷川伸作、村上元三演出の新歌舞伎「暗闇の丑松」。料理人丑松(菊五郎)の女房お米(時蔵)は、母(橘三郎)に丑松との結婚を認められず、妾奉公を強要されています。丑松は、この母と見張りの浪人(團蔵)を殺めてしまい、二人は丑松ら料理人の口入等の世話をしてくれている兄貴分の四郎兵衛(左團次)を頼って逃げますが、1年後、四郎兵衛に託したはずのお米は、板橋の女郎に。全てを知った丑松は…。
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  いつも快活な菊五郎さんが、暗い、凄みのある表情をして、人を殺すぞ、殺してしまった、殺すしかない、といった迫力。長年のあいかたトッキーとの悲恋。

登場人物は多いのですが、どの場、どの役もきっちりと務めていて、お芝居として見ごたえがありました。筋自体には関係がないんですが、喧嘩しに出て来て丑松に止められる祐次(松也)、菊五郎さんの台詞回し。

四郎兵衛は誰かなと思ったら左團次さん、その強面の女房お今に東蔵さん。ちょっとこの東蔵さんはやや無理のある配役でした。もうちょっと毒婦じゃないとね。

最後の湯屋の場、とても大掛かりで風呂の匂いがしそう。そこで身軽に動き回る橘太郎さんが、それだけで芸になっていて感心。湯屋ってとても江戸の香りがしますね。

さて、丑松、年齢の設定は20代。前回の弁天小僧のためのダイエットですっきりした菊五郎おやじさま、十分すぎるほどかっこいいのですが、辰之助さんは、1983年に37歳で丑松を演じていて、そのときのお米は現菊五郎さん、祐次は亡くなった團十郎さん!それを思うと、ぜひ今の花形で見たいと思いましたよ。

最後は、芝翫・孝太郎「団子売」。すっかりコンビの舞踊が定番になっているお二人、暗い芝居の後で、明るく、仲良く、幸せな二人の舞踊で、明るい気持ちとなっての昼の打ち出しでした。

(おまけ 玉三郎写真展@THE GINZA SPACE

201902 銀座で歌舞伎役者のミニ写真展で場所の宣伝、と、ミキモトホールの吉右衛門写真展と同じコンセプト、と勝手に思ったのは、ミキモトはとても敷居の高い雰囲気の店で上層階で、こちらは、おなじみの ザ・ギンザではなくて ギンザシックスの裏のマツモトキヨシの向かいにある怪しげな資生堂の小さなビルの地下(地下2階まで階段ですよ!)。

フランスはモネの庭とか、ゴッホの畑の玉様の写真もきれいですが、やはり、娘道成寺、藤娘、夕霧、揚巻、阿古屋、楊貴妃、幽玄、鷺娘、松山…代表作が並んでいてうっとり。

役者自身の魅力と、芝居の世界、美しい衣装と、歌舞伎役者の写真には、プラスアルファの魅力がたくさんあって本当に素敵。

  

文楽「鶊山姫捨松」「阿古屋」

201902       今月の文楽第3部、大阪でも絶賛されていた「壇浦兜軍記 阿古屋」です。昨年12月の歌舞伎座で見たばかりですが、文楽だから演奏がうまいのは当然だしなどと。

しかし、人形が演奏する演技をするのですから、手も琴爪をつけたものに変えたりするのですね。事前にこの動画見ていってよかった!

勘十郎さんの語る 阿古屋の魅力~演奏編  衣装編  

義太夫は阿古屋(津駒太夫)、重忠(織太夫)、岩永(津國太夫)、榛沢(小住太夫)、硯太夫。三味線は立派な風貌の清介さん、清志郎さん、そして琴、三味線、胡弓は寛太郎さん!

この、寛太郎さんって、文楽さほど見ない私、初めて認識しましたが、昭和62年生まれって、まだ31歳!演奏家って、どこか「オレを聞け」という雰囲気があるものですが、この方、「自分の仕事はこれですから」といった風で、家に何かを修理に来てくれた職人さんのような感じで、一心に弾くのですが、これがまあ!特に胡弓は、満座の客席が吸い込まれるように聞き入って、人形たちも命が吹き込まれたようで凄かったです。寛太郎さん、各界で若くして才覚が煌めく人が出る、アレですよ。そして出番だけ出て、終わるとさっといなくなってしまいました(彼だけカーテンコールがほしかった!)。

話は前後しますが、立派な人格者の重忠、邪な赤ら顔の岩永の前に、榛沢(いちばんかっこいい)が阿古屋を引き立ててきます。勘十郎さんの言う通り、大きくて華やかな阿古屋。キラキラの簪の奥に美しい顔。主遣い以外の方も黒衣ではなく、顔出しです。

愛人景清の居場所を答えよと責められる阿古屋。前述の通り、手を変えたり、衣装も脱いだりしながら、琴、三味線、胡弓を弾きます。曲も語りもたっぷり、長い曲にぴったり合わせた弦の押さえやたたく手の動きも見事で、本当に人形が弾いているように見えてしまいます。くっと思い入れて目をつぶる呼吸もぴったり。

岩永も曲に合わせて表情を変えたり、火箸で胡弓の真似をしたり。華やかな阿古屋を中心とした正面の舞台の重忠・岩永・榛沢と左の奴、右の義太夫と演奏(そして上の字幕)、と、目も耳も華やかで忙しく、ああ、なんと文楽の表現は豊かなのか、と。

さて、最初の演目は「鶊山姫捨松(ひばりやまひめすてのまつ)」。

右大臣豊成の後妻岩根御前は、天皇から預かった観音像紛失の罪を、継子の中将姫に着せようと、雪の中、奴に姫を割竹で打擲させます。寒さと痛みで苦しむ姫は、とうとう死にますが、それは侍女の桐の谷と浮舟の作戦で…

なんとひどい話でしょう。中将姫のはかない美しさ。雪の冷たさ、寒さ、痛み(さすが蓑助さん)、最近見るたびに悲しくなるつらいニュースを思い出してぞっとします。

基は、天皇の世継ぎをめぐって京と淡路島で多数の人物が登場する、とても長い物語らしいのですが、この中将姫雪責めの段だけが今上演されているそうです。江戸の爛熟した文化における被虐美と、「あらすじで読む文楽50選」に書いてありましたが、見ているときは、これがこうした形で残っているなんて、人の嗜虐性を見せつける演目だなと思いました。

国立劇場さんも、琴責めやるならその前に雪責めという趣旨で演目選んだのでしょうか。

義太夫は靖太夫、千歳太夫でした。

「プラトーノフ」@プレイハウス

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       実は舞台では見たことがなかった藤原竜也主演、森山新太郎郎演出でチェーホフということで「プラトーノフ」に行ってまいりました。

発売開始からちょっとたっていたのに、通路後ろ中央。プレイハウスでは(もっと前方の経験もあるけど)、視界良好で最良席ですよ。そのためか、今日「ヘンリー五世」のソワレがお休みだった吉田鋼太郎さんと横田栄司さんが同列でご観劇(オーラすごかった!)。反対側には戸田恵梨香さんも。

さて、本作はチェーホフ弱冠21歳の処女作、生前には上演されなかったそうです。「チェーホフの戯曲『父親不在』における家族像」 という論文をみつけましたよ。

お話は、19世紀末、ロシア。小学校の教師ミハエル・プラトーノフ(藤原竜也)は魅力的な自由人。妻サーシャ(前田亜希―勘九郎の奥さんの愛さんの妹ですね)と息子がいながら、将軍の未亡人アンナ(高岡早紀)、学生時代の友人ソフィア(比嘉愛未)、大学生(中別府葵)、から愛され、人生が崩壊していきます。

出演はほかにソフィアの夫セルゲイ(近藤公園ー大人計画の人)、サーシャの弟の医師ニコライ(浅利陽介)、父(西岡徳馬)、アンナの求婚者ボルフィリ(神保悟志)、その息子(尾関陸―いい目をしていて、売れそう)等。ちょっとした役のみなさんも個性的で濃厚、隙の無いキャスティングです。

導入部は、アンナの家に次々と登場人物が出て、いろいろ世間話をしますが、さほど笑えるわけではなく、この人がどんな展開をするのかもわからず、じっと見るしかありません。しばらくしてから登場するプラトーノフが、なんか、藤原竜也だよなあ、と思いながら、もてる様子を見ていく1幕。だんだん、笑ってもいいのかな、という雰囲気が出てきます。

さて、盛り上がるのは休憩後の2幕。プラトーノフは、サーシャに出ていかれ、ソフィアとずるずるしながら、自堕落に学校(彼は学校が家)に暮らしています。ふろにもはいらず、汚れたオールインワン(赤ちゃんの服ですね)を着ているミハエル。

こんな汚い衣装、見たことありません(しいていえば「海をゆく者」の吉田鋼太郎)。しかし、スリムな肢体を縦横に使って舞台中を転げまわる竜也。

これまで、蜷川さんの秘蔵っ子として、とにかく熱い舞台を部分的に映像で見たことはありましたが、今回はモテル役だしそういうのじゃないだろうと思っていたらば!どんなに転がっても、体重を感じさせない柔軟な身体の動きは、それだけで目が離せません。ストプレでここまでキャラクターや芝居自体より、役者そのものに(歌舞伎のように)注目せずにはいられないというのは、めったにないかも。

ここまでくると、客席も「笑っていいのね」となり、藤原君も、演技なのか素なのか、「水ほしい」と笑ったりして。なぜ笑えるのか聞かれても困るような笑いがこみあげてきます。

その場限りの恋愛をしながら、ほんとはもっとちがう自分になりたかったプラトーノフ。しかしこの芝居は彼の望みは突き放していて、救いなどは考えていないよう。最後は破滅に向かいます。誰か死ななければ収まらない展開でしたが、こうきたか。

高岡早紀、よかったです。どの場面もスタイルが決まっていて、美人だけど品があってくずれすぎなくて。

森さん、この作品を皮切りにこれからチェーホフシリーズを手がけていくようですが。これはなかなか興味深い佳作でした。

劇団四季「パリのアメリカ人」@シアターオーブ

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  劇団四季の新作「パリのアメリカ人」です。四季というと、何か月も前からチケ取りしないとと思ってたら、直前に1階前方が取れてラッキー。

「パリのアメリカ人」というと、子どもの頃、家にレコードがあって、変な題だなあと思っていました。ガーシュインのこのタイトルと交響詩は、1928年発表、曲を使ったミュージカル映画「巴里のアメリカ人」は、1951年、あのジーン・ケリーと、彼に見いだされたバレリーナ レスリー・キャロン主演で大ヒットしています。

ミュージカル版は、意外と最近、2014年、パリでの初演の後、ブロードウェイで2015年4月から2016年10月まで上演され、2015年のトニー賞で主演男優賞、振付賞、編曲賞、舞台装置賞等を受賞しています。

メインキャストは複数ですが、私が見たのはジェリー 酒井大、アダム 俵和也、リズ 石橋杏美、アンリ 加藤迪、マイロ 岡村美南

戦後間もなくのパリに暮らす画家ジェリー、作曲家アダム。金持ちの息子で、親には内緒でミュージカルスターを夢見るアンリは友人ですが、3人ともバレエダンサーの卵リズに恋してしまいます。バレエのパトロンのマイロにより制作されることになったリズの作品は、作曲アダム、舞台装置ジェリー。マイロはジェリーに執心で…。

ダンスはバレエの振付でクラシカルな印象ですが、新しいプロダクションだけに、映像をうまく使った舞台装置、場面転換もスムーズでテンポよく、戦争の爪痕を残したパリで精一杯生きる人々を描いていてよくできた作品でした。ガーシュインの曲もとても美しく、素晴らしい。

キャストの予備知識は全くなかったのですが、バレエダンスシーンが多いということは聞いていたものの、本格的なバレエにびっくり。それもそのはず、ジェリーの酒井大はバレエ団所属のダンサー、石橋杏美もバレエ留学後に四季に所属。まず二人と、アンサンブルのダンスに感動。とくにラストは、ここまで歌い、演じてきた最後に、これだけ長いダンスシーンがあるとはと感激します。バレエ以外も、最近ブロードウェイで流行りなのか椅子を使ったダンスや、タップもしっかり。

演出・振付のクリストファー・ウィールドン氏は、ダンサー出身で、やはりダンスに思い入れがあるようですね。公式サイトのウィールドン氏インタビューでも強調しています。

キャラクターとしては、純な美形の酒井大、飄々とした雰囲気が好みの俵和也(この方、「デス・ノート」で体調不良の石井一孝の代役としてリュークをやったんですね)、堂々としたオーラがよかった岡村美南の演技がよかったです。石橋杏美は、ダンス以外はもうちょっと、がんばってほしいかな。

ということで、たいへんよかったんですが、やっぱり演奏は録音なのが残念。年明けから、ミュージカルコンサートで普段よりちょっといいオケで聞く機会が続いたせいか、せっかくのガーシュインなのに。オーブさんのチラシ、ミュージカル専用劇場なのに、(そしてチケット代は高めだしS席も多め→S席でいいのと思うような後方でもS)なのに、必ずチラシに「生演奏」とか書いてあるんだけど、ミュージカルって基本生演奏なんですから、録音の場合に「録音」って書いてほしいです。

映画「刀剣乱舞」

201902_2          脚本(小林靖子)がいい、山本耕史と八嶋智人がいい、ときいて映画版「刀剣乱舞」を見ました。

この作品、元は2015年にリリースされたゲームで、2016年には舞台、ミュージカル、アニメといろいろなコンテンツがヒットしており、その流れでの実写版映画です。 

お話は、歴史を変えようとする「時間遡行軍」に対抗して、「審神者(さにわ)」により、名刀が人格化された男子たちが活躍するというもの。この映画では、本能寺の変で自刃したはずの信長(山本耕史)が、遡行軍により生かされたことを戻そうとする刀剣男子たちが戦いに挑みます。

刀剣男子、ビジュアルはもう今どきのアニメ顔、制服。そしてカラフルで、例えば鶯丸(廣瀬智紀)は、その名の通り、緑の髪、カラコン!やー、男の子もメイクでこんなにビジュアルきれいになるんだと感心。

脚本がよいとの評判通り、まったく予備知識なくとも、刀剣男子の由来、さにわとの関係、舞台となる時代は著名な本能寺の変と秀吉の中国大返しで、これがうまく連動して、面白く見られました。よくあるドジキャラみたいな設定がないのもすっきりしてます。気が付いたら、女性は全然出てこないんですよ。

時間遡行軍、ビジュアルや性格が、「ロード・オブ・ザ・リング」のオーグですよ。不気味かつ迫力があって、効果満点。

そして山本耕史!典型的な信長のビジュアルを踏襲しつつ、迫力ある殺陣、気品ある表情、明瞭な台詞廻し、かつ、光秀の謀反後のちょっと心折れた雰囲気もあって、超かっこいい!いつもながら、求められている役にプラスアルファの奥行きを与えてくれる活躍に感動です。

八嶋智人も、ビジュアルが秀吉そのものであるのみならず、この作品における一癖ある秀吉をきっちり演じてました。

刀剣男子チームでは、上記の廣瀬くん(髑髏城の蘭兵衛やるくらいだから舞台のキャリアからいっても目立つのは当然か)、槍の日本号の岩永洋昭(青木崇高みたいな雰囲気)、へし切りの和田雅成くん。三日月宗近の鈴木拡樹くんが実質主役で、よかったんだけど、若いのにじじむさいという設定はあまり好みではなく。ほとんどが舞台「刀剣乱舞」のキャストだそうで、有名な俳優やアイドルが入っていないのもよかったかも。

ちょっとだけ言うと、やっぱり編集が甘いせいか、テンポがだれるところもありましたが、刀剣乱舞ファンには、男子たちの会話も楽しみでしょうから、いちがいにテンポ悪いとかいうのは当たらないかもしれませんね。

そうそう、映画開始直前の「No More!映画泥棒」が、刀剣乱舞仕様だったですよ。映画観る前なのでキャラはよくわかってない段階ですが、テンション上がりました!

← この映画の耶雲哉治監督が「映画泥棒」の監督なんだそうです。映画泥棒ってけっこう前からあると思ってたけど、今42歳の監督が、30歳ちょいで撮ったんですね。才能のある人だなあ。

「暗くなるまで待って」@サンシャイン劇場

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      「暗くなるまで待って」は、舞台作品をオードリー・ヘップバーンで映画化した作品(1967)が有名ですが(題名だけは知っていた)、加藤和樹と凰稀かなめなので、勝手にミュージカル化作品なのかと思っていました。どうもそうでないらしいと思ったのが当日。

写真家サム(松田悟志)の家が舞台。アムステルダムでリサがサムに預けた大量のヘロインを隠している人形を、ロート(加藤和樹)の指示で、監獄帰りの小悪党マイク(高橋光臣)とクローカー(猪塚健太)は、それぞれサムの旧友、刑事になりすまして、サムの妻スージー(凰稀かなめ)に探させようとします。

舞台はサムのアパートだけという、密室サスペンス。スージーは盲目で、ロートは冒頭から殺人を犯している冷血な男。男たちに一人立ち向かうスージーがどんな作戦なのか、息詰まる頭脳戦。最後は、女殺油地獄です(←すごいネタバレ)。照明も効果的でした(笠原俊幸さん)

凰稀かなめ、ドラマ「トットちゃん」の、新納慎也と駆け落ちするお嬢さんの役が魅力的でしたが、自然かつ明瞭なセリフ回し、スラリとしたしなやかな身体、愛くるしい瞳、そして盲目の演技も的確で、とにかく素晴らしい!2場から出ずっぱりなんですが、もう見事にこのヒロインを演じきっていました!

主要5人の中では、ほかにマイクの高橋光臣がよかったです。根は人の好いマイク、スージーに対して優しい気持ちになる過程を丁寧に見せてくれて、最後は悲しくなっちゃいました。猪塚健太も、かわいくって魅力的。はじめスージーに反発しながら、キーマンとなる少女グローリア(黒澤美澪奈)も元気いっぱいの好演。

主演はいちおう加藤和樹ということになってるようですが、うーん、語尾に力が抜ける台詞、かっこいいんだけどやっぱりパワー不足な感が。大役が続いていますが、毎回物足りなさを感じちゃうんですよね。吉原光夫とか、石川禅だったらなー。とにかく、このお芝居、凰稀かなめにつきます。ブラボー!

(おまけ)

この作品のブロードウェイ・オリジナルでは、トニー賞の主演女優賞にノミネートされていますが、それがリー・レミック。「酒とバラの日々」や「オーメン」にも出演しているそうです。

「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ」@パシフィコ横浜国立大ホール

201902dizney_2                     年初の「The Voice of West End」が楽しかったので、「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ」にも行ってみました。なんたって、ミュージカルに親しみ始めたのは、ディズニー・アニメとそのミュージカル舞台化作品の数々ですから、知ってる曲も多いし。

検索してみると、2016年にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで大規模にやったショーのコンパクト版のようで、今回の来日キャストもこのとき出演しています。今年3月にも予定しているので、再集結したのでしょうか。

会場はみなとみらいはパシフィコ横浜国立大ホール、収容人数5002人ってすごい(ちなみに武道館15000人弱、東京ドーム55000人。)。普段お芝居しか行っていないのでとても大きく感じます。1階の前方3分の1くらいでしたが、歌舞伎座なら最後列。

サイドに大きなスクリーンがあるので、アップが映るのかなと思ったら、ミュージカルの演目のタイトルが。いつも、ミューコンで何の演目か教えてほしいと言ってましたが、わかりやすい!関根麻里の紹介も親切でした。

出演者は、アシュリー・ブラウン(「メアリー・ポピンズ」のメアリーのオリジナルキャスト、「美女と野獣」のベル)、ジョシュ・ストリックランド(「ターザン」のタイトルロールのオリジナル・キャスト)、アルトン・フィッツジェラルド・ホワイト(「ライオン・キング」のムファサ)、キシー・シモンズ(「ライオン・キング」のナラ)、そして海宝直人くん。

さすがディズニー、ただミュージカル俳優を集めて各々が歌うというのではなくて、大ヒットミュージカル毎に、数曲をソロやデュエット、コーラスと、完成度の高いアレンジで聞かせてくれます。アラン・メンケンが多いですが、エルトン・ジョン(ライオン・キング、アイーダ)、フィル・コリンズ(ターザン)と、偉大なポップ・スターが作ったミュージカルの曲は、親しみやすくて素晴らしい!

アシュリーは正統派ヒロインの歌唱、ジョシュは高くてポップな歌声(動きも軽快!)、アルトンは大きな体を響かせるバリトン、キシーはハスキーと個性的な4人。彼らが、元キャストとしての持ち歌はもちろん、声質に合わせて選ばれた歌が合っていて、聞きごたえがありました。

2016年のショーのセットリストを基に、今日のセットリストを挙げてみましょう(未見のものなどは一部ちがっているかもしれません)。

BEAUTY AND THE BEAST 
   Be Our Guest
   Beauty and the Beast
   A Change in Me  ← 舞台のみですが、あまり記憶にない  
  If I Can't Love Her ←舞台のみの、野獣の歌。ステキ。

THE LION KING
  Shadowland
    Hakuna Matata
    I Just Can't Wait to Be King &Endless Night → 海宝くんが子役と大人のシンバを両方演じたことにちなんで(世界で一人らしいです)、両方の曲を。
  Can You Feel The Love Tonight  → 海宝くんとアシュリーのデュエット。できれば海宝くんも全部英語で歌ってほしかったな。

AIDA
  My Strongest Suit →アムネリウスの歌なのに、ジョシュがかっこよく歌ってました。     Easy as Life → 生で聞くとしびれます。

TARZAN 
 Who Better Than Me
     Strangers Like Me
     You'll Be in My Heart →すべてオリキャスのジョシュ中心に。

MARY POPPINS
  Jolly Holiday 
  Chim Chim Cher-ee
  Feed The Birds 
    Supercalifragilisticexpialidocious →さすがオリキャス、アシュリー圧巻でした。

(休憩):

KING DAVID 
→ ディズニー制作の初のミュージカル、聖書のダビデ王を素材にしたものですが、きちんとした上演には至らなかったようです。観客は?でしたが、アラン・メンケンの曲はよかったです。
  The Long, Long Day (This New Jerusalem) 

THE LITTLE MERMAID
  
Part of Your World Under the Sea .

NEWSIES
→ トニー賞授賞式で1曲見たことがあるだけで、内容もよくわからず。映画が基とのことで、見なくちゃ。曲名は2016年コンサートからです。
  Carry the Banner
  Watch What Happens
  Santa Fe Something To Believe In 

THE HUNCHBACK OF NOTRE DAME
  
Someday
  Out There → 四季に客演した海宝くん

ALADDIN
  A Whole New World
    Proud of Your Boy
     →海宝くんの歌。この曲大好き。夕暮れのアグラバーの街が目に浮かびます。


FROZEN
  
Let It Go  → 全員で熱唱。このアレンジがすばらしく、大盛り上がりでした。

最後はキャストが出てきて、退場する観客をお見送り。一言でも声をかけたりして、楽しかったです。

(アシュリー、まだ36才なんだから、もうちょっとシェイプアップして、また大役やってほしいです。ジョシュは個性的なタイプで、もっといろいろ見たいかも)

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