2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

« 「華氏451度」@KAAT | トップページ | 芸術祭十月大歌舞伎「三人吉三巴白浪」「大江山酒呑童子」「佐倉義民伝」 »

「6週間のダンスレッスン」@よみうり大手町ホール

2018106       大好きな草笛光子さんがライフワークとおっしゃる「6週間のダンスレッスン」です。今年1月の日経「私の履歴書」 でも、映画全盛期の人気女優ながら、舞台を大事にされている生き方に感銘を受けていましたが、「グレイ・ガーデンズ」以来のお芝居を拝見できるとは。

この作品は、2001年初演のリチャード・アルフィエリの二人芝居「Six Dance Lessons In Six Weeks」。草笛さんは、2006年以来、7回演じています。マイケル役は今村ねずみ、太川陽介、齋藤直樹、星智也、と変わって、今回は松岡昌宏。演出は鈴木勝秀。タイトルに「新」がついています。

アメリカ南部の高層マンションに住む68才のリリー・ハリソン(草笛光子)は、6週間の個人ダンスレッスンを申し込み、マイケルがやってきます。ウソつきでちょっとひねくれたマイケルに最初は拒否反応を示すリリーですが、毎週6回のレッスンを受けるうちにお互いを理解していき…。

草笛さん、実年齢は84才!しかしピンと伸びた背筋、明瞭な台詞、軽やかなステップ。そして艶のあるお肌とぱっちりした目がお美しい。本当に女王のような気品と美しさ。それも、役と関係なくただきれいにしているというのではなくて、ちょっと弱った場面ではそういう演技。

そして松岡昌宏、過去のマイケルと比べることはできませんが、ちょっとめんどくさい、ナイーブな、でも心優しい、素敵なマイケル。しかも、ドラマーなのにダンスのキレもあるし、(ネタバレですみませんが)、ドラマーだから(と思い出させる)見事なパーカッションソロを見せてくれたりして。

よくある展開なんですけどね、脚本がよくて、引き込まれていきます。古い作品なのかと思っていたので、見ていくうちに新しいなと思ったんですが、前述のとおり2001年初演だったということで、ゲイやAIDSといったセリフも出てきます。と書くと、またかという感じがしますが、このお芝居ではやはりキーになる部分です。

二人は場面毎に衣装を変え、(リリーのドレスがまたすごくお似合いで素敵)、その間を歌とギター・ピアノの生演奏(大嶋吾郎、栗山梢)でつなぎ、で、笑ったり泣いたり(もうスープの時点でかなりきちゃっていました)、2幕2時間15分があっという間でした。

今日はたまたま本作品の200回公演記念ということで、大きな百合の花束が、リリーである草笛さんに贈られました。素敵な時間をありがとう。

« 「華氏451度」@KAAT | トップページ | 芸術祭十月大歌舞伎「三人吉三巴白浪」「大江山酒呑童子」「佐倉義民伝」 »

演劇(ストレートプレイ)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「6週間のダンスレッスン」@よみうり大手町ホール:

« 「華氏451度」@KAAT | トップページ | 芸術祭十月大歌舞伎「三人吉三巴白浪」「大江山酒呑童子」「佐倉義民伝」 »