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来日ミュージカル「オペラ座の怪人ケンヒル版」@シアターオーブ

201809kenhill     6度目の来日公演となる、「オペラ座の怪人 ケン・ヒル版」です。あのアンドリュー・ロイド・ウェバ―のファントムは1986年初演、ケン・ヒル版はそれに先立つ1976年に初演されたもので、原作は同じガストン・ルルーの小説です。今回は、ロイド・ウェバ―のファントムを何度も演じているジョン・オーウェン・ジョーンズ(以下JOJ)がフィーチャーされたカンパニー。

お話は基本的にはロイド・ウェバ―と同じ、というのは、原作が同じだから当然なんですが、より原作に近いんだそうです。違うのは、オペラ座の新支配人リチャードが重要な役で物語を進行していくことと、クリスティーヌの恋人ラウルがこのリチャードの息子であるということと、原作に出てくるペルシャ人が出ることと、メグ・ジリ―らしきダンサーがマダム・ジリ―と関係なさそうなことくらいでしょうか。

名曲揃いのロイド・ウェバ―版に比べると、曲はオペレッタ風で(クラシック音楽に詞をつけたもの)、ミュージカル的に心情に訴えるものが少ないのがやむをえませんが、JOJはもちろん、ヒロインのクリスティーヌ役のヘレン・パワーはさすがのうまさ。

また、このカンパニー(オーブのサイトには、JOJとヘレンしかしかクレジットされていませんが)、リチャード役の方はじめ、皆さん明瞭なイギリス英語のベテラン俳優が多く、芝居が練れていて、コミカルなシーンも面白かったです。オーブの最近の来日ミュージカルがRENTコーラスラインと若い俳優が多いカンパニーだったので、対照的。つか、イギリス人て芝居うまいなあ。

ファントムはたいしてみんなと絡みもなく、ただ次々と殺人しているだけなので、JOJとしてはやりがいなかったかも。途中まで、ペルシャ人と二役かと思ってました。そんな歌舞伎みたいなことはしないのか。

そして、腕に覚えのあるロイド・ウェバ―が、これを見て、「オレならサラ・ブライトマンを主役にしてもっと感動的なミュージカルにして見せる」とはりきったのも目に浮かぶようです。

さて、終演後は、スペシャルアンコールとして、JOJのレミゼの「Bring Him Home」。サビでは、この曲ってそんなに力込めて歌い上げるんだっけと思うほど、ちょっと欲求不満だったのかしら、JOJ。さんざん大手町ホールのコンサートの宣伝をしていましたが、そのオレ様感はきらいじゃなかったです(←もうオレ様キャラにマヒ)。

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