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来日ミュージカル「コーラスライン」@シアターオーブ

201808       かの有名な「コーラスライン(A Chorus Line)」、1985年の映画版は見ているんですが、オリジナルのミュージカルは見たことがなく、この公演があることを知ってから、楽しみにしていました。オリジナルは1975年から1990年までロングランの大ヒット作、2006年以降、たびたびリバイバルもされています。今回は、1月からアメリカ国内を回った、オリジナル・キャストのバーヨーク・リーによる演出版のツアー(http://achoruslineontour.com/)。

そういえば、3月に、「A Class Act」という、コーラスラインの作詞家エド・クりーバンを描いたミュージカルを見たのでした。今年は縁があるんですね。

お話は、コーラスラインに出演するアンサンブルのオーディション。ダンスの後、演出家ザック(アーロン・パトリック・クレイブン)は、残った候補者に、自分の人生を語らせます。なぜダンスを始めたのか、何を目指しているのか。

という、あらすじは知っていたので、残った候補者の数がけっこう多くて、誰も知らないのにどうなるんだろうと思っていたら、その描き方がうまいです。ただ語るだけで単調になってしまいそうなところ、セリフの長さや歌や数人同時に、と変化があってお芝居として引き込まれるようにできています。セットもときどき鏡が出てくるだけ、衣装もほとんどなく、いかにもオフからきた作品ですが、その分台本がよくできているというか。

このカンパニーもRENT同様、さほどキャリアのない若い俳優が多く、いかにもアンサンブルのオーディションという感じがリアル。でも歌はうまいし、ダンスも達者です。振付を覚えていくところ、ずれなど、ただ上手に踊ればいいだけではないのが難しそう。

盛り上がるのは、ザックの元恋人キャシー(マディソン・ティンダー)が、スターのプライドを捨てて、コーラスラインからやり直そうとするところなんですが、この方、元スターという雰囲気がなく、ダンスもそこまで飛び抜けた感がないので、若干物足りない感じがしました(でも、この役ができる日本の女優っているかな、と思うとここまで踊れて歌えて華があるというのは難しいですよね)。

曲は、At the Ballet、What I Did for Love 、One ほか名曲ぞろいで、とくにWhat I Did for Love は感動でした。

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コメント

コメントありがとうございます。
「コーラスライン」は四季の人気演目なので、見た方も多いようですね。舞台装置もほとんどいらないから地方公演しやすかったかもしれませんね。飯野さんはほんとに長年ご活躍ですね。

今の四季はアンサンブルのダンスのレベルが高いので、技術的にはそんなに差は感じないかもしれません。ですが、こういういろいろな人物を描くという作品は、日本人じゃない方がリアルですね。

十代の頃,劇団四季の地方公演で観た初めての生ミュージカルが「コーラス・ライン」でした.その日のザックは飯野おさみ.キャシーは残念ながら覚えてない(笑)
それまで子供向けのミュージカル(「森は生きている」「王様の耳はロバの耳」など)は観たことがあったけれど,この時のインパクトは忘れられません.
ところが大学に入ってから,今はなき新宿コマ劇場でみたブロードウェイ版「コーラス・ライン」の日本公演を観た時は,まったく別次元のダンスのレベルの高さにさらにびっくり!ショウビズの本場の層の厚さに打ちのめされた覚えがあります.

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