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四月大歌舞伎「通し狂言 絵本合法衢」

201804     今月の歌舞伎座夜の部は、仁左衛門一世一代にて相勤め申し候と題した鶴屋南北作の絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ) 立場の太平次」です。ひゃあ、ニザ様かっこいい、という特別ポスター。

お話は、近江多賀家の乗っ取りをたくらむ分家の大学之助(仁左衛門)、多賀家の家臣瀬左衛門(彌十郎)、瀬左衛門の弟で、京の道具商に養子に行った与兵衛(錦之助)とその妻お亀(孝太郎)、その家の後家おりよ(萬次郎)、小悪党太平次(仁左衛門)、女房お道(吉弥)、太平次に惚れている乞食の元締めうんざりお松(時蔵)、が、多賀家の重宝をめぐっていろいろあるんですが、みんな仁左衛門に殺されてしまうというもの。

仁左衛門さんが、それは楽し気に悪を演じ、その表情の豊かなこと、所作の決まっていること(お年を疑うような、若々しい動きです)。たしかにこれは一世一代の歌舞伎座の通し狂言でしょう。昨秋の国立劇場「霊験亀山鉾」と似ていますが、大学之助がそれなりに大物であるだけ、スケールが大きく、面白かったです。ニザ様が殺しまくる、と知ってはいても、あらすじは知らずに行った方が、楽しめると思います。仮名手本忠臣蔵のパロディと言われている部分もなるほど。

共演の皆さんもそれぞれハマってまして、とくに太平次に惚れている仇っぽい時蔵、翻弄される与兵衛の錦之助。お二人とも昼の部に続き芝居を盛り上げる好演で、とくに時蔵さんは、こういう時蔵さんが一番好き、と見事でした。

途中太平次に嬲り殺されるかわいい夫婦坂東亀蔵梅丸夫婦。意外と重要な役回りの團蔵さん、大学之助の家来関口の権十郎、乞食をはじめとするお弟子さんたちの活躍も十分で、面白かったです。

ラストは、納得の結末。時蔵の奥方強い!カーテンコールないのかな、と思うくらいでしたが、最後、仁左衛門さんと彌十郎さん、時蔵さんのあいさつがありまして、達成感がありました。

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コメント

星に願いを さん、コメントありがとうございます。
どの幕も面白かったですね!

仁左衛門さまが、体力的にもうできない、とおっしゃっているのは残念ですが、本当に一世一代のこの舞台を見られてよかったなあと思いました。

そうなんですよね!私も先日見て大満足!
通し狂言で長過ぎないかな、途中でコックリ舟漕いだらどうしようなんて心配していたのが嘘みたい。面白すぎてあっとゆう間のお芝居でした。
ニザ様も脇を固める役者さんもウーン、さすが!舞台に見入ってしまうというのはこの事ですね。
もう一度見たくて、翌日に今度の日曜の夜の部のチケット急いで予約しましたよー😄

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