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三谷幸喜「江戸は燃えているか」@新橋演舞場

201803 三谷幸喜が、演舞場史上もっとも笑えるコメディを目指した、という「江戸は燃えているか」です。チラシ見ると西郷さんが出ているとわかるんですが、獅童と松岡くんが出るというのであらすじは知らずに行きました。

舞台は勝海舟(中村獅童)の屋敷。いよいよ薩長との決戦前夜、西郷(藤本隆宏)が面談を申し入れてきますが、海舟は逃げ腰。娘ゆめ(松岡茉優)、海舟の妹順子(妃海風)の夫村上俊五郎(田中圭)は、庭師平次(松岡昌宏)を勝に仕立てて西郷と会わせます…。

江戸無血開城のエピソードをドタバタで見せるというのは、歴史ラバーな三谷幸喜ならでは。時代物の家と庭を置いてしっくりくるのは、やはり歌舞伎の劇場でしょう。これ、パブリックシアターやプレイハウスや銀河劇場じゃ合わないですよね。

そして、やはり彼の作品らしく、キャストが全てほんっとに合ってます。

半分くらいは、大河ドラマでそのままの役をやってもおかしくない、藤本隆宏の西郷とか、若いのにあまりにもしっかり役割を演じていて貫禄さえ感じさせる松岡茉優とか、海舟の妻八木亜希子とか、田中圭とか。田中圭、ドラマでも結構好きだったんですが、実際にはもっとかわいい顔でかっこよかったです。

山岡鉄太郎にずんの飯尾和樹、そう使ってきたか、大正解。この人のフザケタ雰囲気、好きだったんです。妃海風は、名前見たことがある、と思ったら、初めて見た宝塚「南太平洋」で主演していたんですね。娘役だったのに、宝塚の男役の雰囲気を求められたのか、でもさすが姿勢のよさとか、いい雰囲気でアクセントになっていました。新感線の高田聖子、磯山さやか、吉田ボイス、獅童のお弟子さんの中村蝶紫もがんばってました。

1幕目は松岡くんがメイン、2幕目は獅童が奮闘して、さいごびしっと締めます。(心の中でよろずやーって叫んでました)。まあね、この二人ならこれくらいかっこよくて振り切れててやっくれるってもんですよ。獅童は秋の巡業よりもずっと元気なようで、うれしかったです。「新選組!」の捨助を思い出しました。

演舞場で、休憩35分挟んで3時間10分という長丁場なためか、開演が17時もしくは18時と早いんですよ。数少ない18時でとれたのが4公演目、こういう芝居ってもうちょっと回を重ねてからの方が、ますます面白くなるかな、と思いました。

今回、2等席、2階左の角っこの方。2等なのに花道は見えなくてモニターなんですが、これが見づらく、しかも舞台の左の方も見切れます。三谷さん、花道はほとんど使わなかったので(もったいないよ)よかったですが、それにしても、演舞場は見切れ席多いなあ、気をつけなくちゃ。

(追 記)

3月19日、昼公演後に体調を崩した松岡茉優ちゃんが夜公演は休演となり、三谷幸喜が代役として、黒衣姿で台本持って進行したそうです。そりゃ、出ずっぱりの狂言回し的役どころだから、ちょっとやそっとじゃ代役いませんよ。「宮沢りえならできる」って言ってくれる野田秀樹もいないし(@「おのれナポレオン」)。

しかし三谷さん、舞台の中でキャストの熱演見て、楽しかっただろうな。ほんとに見たかった、という声が多いです。

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