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シネマ歌舞伎「京鹿子娘五人道成寺」「二人椀久」

201801      玉三郎さんが目をかけた若手4人と踊った2016年12月の「京鹿子娘五人道成寺」、シネマ歌舞伎になって見ようかな、と思っていたところで、NHK「にっぽんの芸能 伝心~玉三郎かぶき女方考~“京鹿子娘道成寺”」が放送され、玉様のあまりのかわいらしさに感動して、さっそく行ってまいりました。

「京鹿子娘道成寺」は、女方の歌舞伎舞踊の最高峰ですが、実はちゃんと見たことがありませんでした。故三津五郎さんも、「奴道成寺などの道成寺のバリエーションをみるときも、娘道成寺を知っていなければ」という意味のことを書いていらしたし。

「にっぽんの芸能」はダイジェストですが、玉様がさまざまな女性の姿態、恋心の表現、その中に清姫の恨みがちらっと見える工夫などを語ってくれて、舞踊での演技というものを教えてくれました。

さて、このシネマ歌舞伎版は、玉様が、七之助、勘九郎、梅枝、児太郎と5人で踊る娘道成寺。長い舞踊の合間に、インタビューが入ります。愛弟子七之助はともかく、「立ち役なのに一人ぶっこまれた」という勘九郎、うれしさとプレッシャーを語る梅枝と児太郎。4人とも、素では低いいい声。とくに梅ちゃんのインタビューは珍しくて、こんなに目のかわいいいい声の人だったんだな、と。

勘九郎の女方、ほかの4人が美しすぎて、アップではちょっと不利ですが、生き生きとした動きと愛嬌で見ほれます。中村兄弟は好きだけど、もしかして兄弟でなければ、もっと勘九郎の女形や七之助の立ち役が見られたのかも。

前述のようにブツギレなのは残念でしたが、玉様はお年を感じさせない美しさだし、5人の組み合わせもよく考えられていて飽きさせず、楽しめました。彦三郎、萬太郎のにぎやかな所化もよかったです。いつか、当代の一番の娘道成寺をたっぷり見たいなあと思いました(途中で少しだけ、菊之助と玉様の二人道成寺の映像も出ましたが、菊ちゃんでしょうか)。

2つめは、玉様勘九郎、「二人椀久」。うっかり、まったく予習なしだったので、(なんとなくタイトルから滑稽味のあるものかと思っていた)状況はわかってなかったのですが、美しい女性への思慕の舞踊ですよね。ゆっくりした舞踊は苦手ですが、魅惑的な玉様、素敵でした。

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