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2018年1月

音楽劇「三文オペラ」@KAAT

201801    ブレヒト作、音楽クルト・ヴァイル、かの有名な「三文オペラ」です。初演は1928年で大ヒットし、さまざまなバージョンで上演され、映画化も数度ということですが、内容はよく知らず、2016年9月のKAAT「マハゴニー市の興亡」で初めてブレヒト・ヴァイルを知りました。

今回の上演は、谷賢一上演台本・演出、音楽はドレスコーズ、ですが、同じKAAT、しかもマハゴニーの演出だった白井晃さんが主要な役で出ているということで、姉妹版のような感じがしました。

(KAAT会場で手に入る「ARTS PRESS」に、谷さんのインタビューがあります。白井さんの「ペール・ギュント」の上演台本を書いた谷さん、若干35歳ですが、大劇場、間口の広い演劇を志向しているとか。60歳<とてもそうは見えませんが>の白井さんといい師弟コンビです)。

舞台はT 字型で、細い縦棒がこちらに向かってくる花道のようになっています。15列目センターで見たんですが、その花道の端から3列目、少しせり上がった席なので、役者の熱い表情が迫ってきて、最高でした。とくに白井さん、もーかっこよかった!

T字の脇に当たる部分が、スタンディングのP席で、2000円と格安ながら、60分前に行って群衆としての演技のレクを受ける必要があります。私が見た回では、皆さん服装といい、ノリといい、完璧でした!

さてお話の舞台は、どこかわからないある町(近未来の荒廃した劇場とありますが、その設定は大した意味はない)、盗賊の頭マックザナイフ(松岡充)は、乞食協会の元締めピーチャム夫妻(白井晃、村岡希美)の娘ポリー(吉本実憂)と結婚しますが、この結婚に反対のピーチャム夫妻は、警視総監ブラウン(高橋和也)によってマックを逮捕させようとします。マックの恋人ブラウンの娘ルーシー(峯岸みなみ)や、なじみの娼婦ジェニー(貴城けい)も登場して…。

ブラウンとマックは持ちつ持たれつだし、ピーチャムは乞食の元締めで彼らから巻き上げることを考えているし、善人は一人もおらず、社会のからくりを歌い上げます。

黒い床にシンプルなセット、字幕と無国籍な衣装が、やはり社会批判が大きなテーマだったマハゴニーと似ているんですが、こちらはキャストの持つ雰囲気が明るくて、暗喩的な場面が少なかったせいか、全体にわかりやすい、楽しい雰囲気でした。

松岡充、「キャッチミーイフユーキャン」以来ですが、相変わらずほんとに若く、歌もうまくてキラキラしてます。もっとしょっちゅう見たいかも。主役じゃなくても。

白井晃さん、前述のとおり、かっこいいわうさんくさいわ、もう最高でした。妻村岡希美さんは、ナイロン100℃の方で「ちょっと、まって下さい」にも出ていましたが、彼女の存在感も抜群で、舞台をびしっと締めていた感じ。高橋和也ももう舞台の人として安定。

ちょっと残念だったのは、吉本実憂と峯岸みなみ。二人とも初舞台での大きな役でがんばってはいたと思うんですが、ヴァイルの歌、すごく難しいんですよ。これだけきっちりやりたいことが見えている作品なんだから、もうちょっと楽に歌える役者をキャスティングしてほしかったなあ。コーラスにちょっと貴城けいが入るだけで、あれ、って思うほど声が違うんですよ。

まあでも、KAATならではの意欲作で、よかったです。

ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄」

201801    久しぶりに読んだ演劇(とくに歌舞伎)以外の本です。久しぶりに、というか、実は読み始めたのは2年近く前で、持ち歩いてはいるものの、歌舞伎の本を買うとそちらを先に読んだりして、そうすると読んだ部分を忘れたりして(!)時間がかかってしまいました(上下巻800pの大作とはいえ、時間かかりすぎです)。

「銃・病原菌・鉄」("Guns, Germs, and Steel")は、進化生物学者ジャレド・ダイアモンド博士の1997年の作で、翌年ピュリツアー賞をとった世界的ベストセラーノンフィクション。テーマは、なぜ、世界における国々の発展段階には差が生じたのか、ということです。

結論だけ言うと、発展段階の差の最大の要因は地理的生物的相違であり、人種的な優劣では一切ない、ということ。

たとえば、カロリーの高い農産物の生産や動物の家畜化の成功は、人口の増加と、軍事・政治、武器生産その他食糧の獲得以外に専念できる階層の出現をもたらすわけですが、農産物、家畜が量産できるかどうかは、その地域に自生していた植物や動物が、農業・畜産に適していたか、ということによるのであって、その地の人間がそれをできたかどうかの差ではない、ということなんですね。

さらに、農業・畜産の発祥の地ではなくとも、それらが伝わり、発展させることができた土地は豊かになりえたと。その条件が満たされていたのがユーラシア大陸であり、それが満たされていなかったのがアフリカや南北アメリカ、オーストラリアだったのだと。

ある国が別の国を征服するには、(上巻の最初の方に、16世紀のスペイン人ピサロとインカ帝国のアタワルパのドラマチックなエピソードがあります)当然武力、銃が必要ですが、外からの侵略に大きな力があったのが、その地域の人々の免疫のなかった伝染病、すなわち病原菌。家畜から人間にうつるようになった伝染病は、家畜のいなかった土地の人々に猛威を振るったんですね。

この本のすごいところは、これらについて、さまざまな時代、地域について丹念に材料を提供してくれているところです。その根底に、著者自身の豊富なフィールドワーク経験の裏付けもあり、楽しい知的体験でした。   

シネマ歌舞伎「京鹿子娘五人道成寺」「二人椀久」

201801      玉三郎さんが目をかけた若手4人と踊った2016年12月の「京鹿子娘五人道成寺」、シネマ歌舞伎になって見ようかな、と思っていたところで、NHK「にっぽんの芸能 伝心~玉三郎かぶき女方考~“京鹿子娘道成寺”」が放送され、玉様のあまりのかわいらしさに感動して、さっそく行ってまいりました。

「京鹿子娘道成寺」は、女方の歌舞伎舞踊の最高峰ですが、実はちゃんと見たことがありませんでした。故三津五郎さんも、「奴道成寺などの道成寺のバリエーションをみるときも、娘道成寺を知っていなければ」という意味のことを書いていらしたし。

「にっぽんの芸能」はダイジェストですが、玉様がさまざまな女性の姿態、恋心の表現、その中に清姫の恨みがちらっと見える工夫などを語ってくれて、舞踊での演技というものを教えてくれました。

さて、このシネマ歌舞伎版は、玉様が、七之助、勘九郎、梅枝、児太郎と5人で踊る娘道成寺。長い舞踊の合間に、インタビューが入ります。愛弟子七之助はともかく、「立ち役なのに一人ぶっこまれた」という勘九郎、うれしさとプレッシャーを語る梅枝と児太郎。4人とも、素では低いいい声。とくに梅ちゃんのインタビューは珍しくて、こんなに目のかわいいいい声の人だったんだな、と。

勘九郎の女方、ほかの4人が美しすぎて、アップではちょっと不利ですが、生き生きとした動きと愛嬌で見ほれます。中村兄弟は好きだけど、もしかして兄弟でなければ、もっと勘九郎の女形や七之助の立ち役が見られたのかも。

前述のようにブツギレなのは残念でしたが、玉様はお年を感じさせない美しさだし、5人の組み合わせもよく考えられていて飽きさせず、楽しめました。彦三郎、萬太郎のにぎやかな所化もよかったです。いつか、当代の一番の娘道成寺をたっぷり見たいなあと思いました(途中で少しだけ、菊之助と玉様の二人道成寺の映像も出ましたが、菊ちゃんでしょうか)。

2つめは、玉様勘九郎、「二人椀久」。うっかり、まったく予習なしだったので、(なんとなくタイトルから滑稽味のあるものかと思っていた)状況はわかってなかったのですが、美しい女性への思慕の舞踊ですよね。ゆっくりした舞踊は苦手ですが、魅惑的な玉様、素敵でした。

初春歌舞伎公演「通し狂言 世界花小栗判官」

201801      国立劇場の初春歌舞伎、「世界花小栗判官」です。たしか猿之助で「当世流小栗判官」というのがありましたが、「小栗判官」自体は、中世以降語り継がれてきた、小栗判官と照手姫の物語で、歌舞伎や人形浄瑠璃でさまざまなバージョンがつくられてきたものだそうです。フランケンシュタインやドラキュラみたいなものですね。今回の菊五郎劇団の新春興行は、江戸時代の歌舞伎のヒット作「姫競双葉絵草紙」を補綴したものだそうです。

足利義満の重宝である轡と刀を盗んだ大盗賊風間八郎(菊五郎)に父小栗兼重(楽善)を殺された小栗判官兼氏(菊之助)は、重宝の詮議と父の仇を討とうとしています。許婚照手姫(右近)は判官を追い、判官の下家来の浪七(松緑)にかくまわれます。しかし八郎の金に釣られた浪七の女房小藤(梅枝)の兄銅八(片岡亀蔵)にみつかり…。3幕+大詰ですが、舞台が春夏秋冬で、変化があってきれいです。

1幕は、敵の横山大膳(團蔵)、息子次郎(彦三郎)に対し、暴れ馬鬼鹿毛を乗りこなす判官。この馬がほんとに暴れ馬で熱演ですが(「マハーバーラタ戦記」の馬車を思い出しちゃいました)、菊之助は絵にかいたようなヒーローなので鮮やかに乗りこなします。照手姫の右近はとにかく綺麗で健気。

2幕は銅八、橋蔵(橘太郎)、八郎の子分四郎蔵(坂東亀蔵)のコミカルな場面でお約束の時事ネタも。浪七の松緑があまりにかっこよすぎて、橋蔵がうらやましがるところも笑いました。後半は、浪七の大立ち回り。12月の「蘭平物狂」の後半は足がかなり痛かったという松緑、かなり長い迫力の立ち回りで、盛り上がりながらもちょっと心配でした。

3幕は判官を見染めたお駒(梅枝)と母お槙(時蔵)、照手姫と判官の邂逅。梅枝は2幕のいい女房から打って変わって判官を思い詰める純なお駒で、あまりの陶酔振りに客席からは笑いもおきるくらい(決して悪い意味ではありません。それくらいかわいくて)。そして時蔵との場面はさすがの息の合い方でした。

大詰は八郎と判官の対決。ラストは盛装したみなさんが華やかに並び、お正月らしく、とってもいい気分でした。

菊五郎劇団の初春歌舞伎はいつも明るく楽しいですが、2年ぶりに見て、梅枝、右近、萬太郎と、若い役者たちが成長したせいか、それぞれに見応えがあって、とくによかった気がします。歌舞伎らしい見せ場もたっぷり、初めて歌舞伎に行くんだけど、という人がいたら、ぜひおすすめしたいと思いました。

201801_3  ロビーには、国立劇場のゆるキャラくろこちゃんと、岡山県井原市のゆるキャラ でんちゅうくん。

でんちゅうくんって、あの国立劇場の「鏡獅子」の作者平櫛田中氏にちなんだ鏡獅子のキャラなんですよ。デザイン的にはかわいいし、私は歌舞伎で好きですが、しかし、全国的な知名度となると何それ感強いだろうなあ。

壽初春大歌舞伎「角力場」「口上」「勧進帳」「相生獅子・三人形」

201801  高麗屋三代襲名興行夜の部、幸四郎襲名はこれを見なくっちゃ、の勧進帳でございます。

1つめは「双蝶々曲日記 角力場」、見るのは初めてです。大阪の人気力士濡髪長五郎(芝翫)と、素人角力の放駒長吉(愛之助)との勝負、濡髪を贔屓にしているボンボン与五郎(愛之助)、いい仲の吾妻(七之助)、恋敵郷左衛門(錦弥改め幸右衛門)のお話。

人々が濡髪の勝負を見に角力場にわちゃわちゃ入っていくところなど、どの場面も生き生きとしていて、楽しい狂言でした。

当初猿之助が与五郎だったそうですが休演のため、愛之助が二役となり、出ずっぱりなので、実質愛之助が主役に見えます。与五郎が、いわゆる上方のつっころばしで、柔らかな愛嬌、贔屓の濡髪のことをほめられて気前よく金をやるところなどかわいらしくて。いつか「廓文章」を見たいと思いました。猿之助だったら、どんな与五郎になったのやら。放駒も、気のいい若者で、濡髪に対して虚勢をはるところなどほほえましく、こちらも魅力でした。

芝翫の濡髪は大きくほんとに強そうながら鷹揚な力士で、似合っています。ただ、そんな立派な濡髪が、吾妻を郷左衛門に身請けさせないようにと、何だかあまり役に立たなそうな放駒に相談するのが不思議。放駒にしてみたら、いきなり無理な注文されるは、さっきは八百長だったと言われるはで、かわいそう、と思ってしまうところが、ちょっと愛之助ひいきすぎますかね。私、あらすじを勘違いしていて、この二人がもっと派手に争う(もっというと濡髪が放駒を殺めてしまう)のかと思っていたので、急に終わってびっくりしました。また落ち着いて見たい演目でした。

お次は「口上」。藤十郎さんの仕切りで歌舞伎座の舞台いっぱいに役者さんが並びます。これだけいろいろなお家が並ぶと、裃の色もとてもきれい。その中で高麗屋三代はほんとに皆さん見目麗しく、華やかで立派でした。皆さんがそれぞれに高麗屋とのゆかりやお祝いの言葉を、ふさわしい長さで述べるのが面白いんですが、ああ、きっちーってば、白鸚さんにも一言!とか、さすが梅玉さん、中締めでバランスのとれた内容だなとか、高麗蔵は37年前に新車で同時襲名だったのか、とか、1人分あいてるのは、ほんとは澤瀉屋を代表して猿之助も大好きな染さんに向けて面白いことを言ったんだろうな(でも口上はけっこう負担がありますから仕方ないですね)とか、私なりに堪能しましたですよ。

(中村兄弟はこの中では若手なだけに、私が見たときにはほんとに短かったんですが、千穐楽のときには、七之助が、あーちゃんにいには弁慶からくさや(「大江戸りびんぐでっど」ですね)までやれる芸の広さ、とか、勘九郎が、白鸚さんが中村兄弟の二人桃太郎で、幸四郎が勘太郎兄弟の二人桃太郎で、同じ犬の役をしてくれたので、今度孫がやるときには染五郎に犬をやってほしいと、話してたそうです。一回限りの面白さですね)

それから高麗屋も成田屋や澤瀉屋と同じ柿色の裃と鉞の髷なんですね(あれかわいくて好きです)。澤瀉屋は團十郎家の弟子筋だからわかるんですが、高麗屋も七代目幸四郎が九代目市川團十郎の弟子だったからなんですね。今や弟子筋という感じはしませんが。

さていよいよ「勧進帳」です。これに備えて、オペラ座公演の團十郎さんの勧進帳で内容を復習してきました。

まずは富樫(吉右衛門)の登場。大きく、姿も声色も美しい最高の富樫です。舞台に並んだ囃方も特別な感じがして、みているこちらも高揚します。

義経(染五郎)一行の登場。テレビの特番での稽古映像では、ちょっと大丈夫かと思ったんですが、さすが、毎日の舞台を経て、落ち着いた若き美しい義経、舞台写真買っちゃいました。そういえば、能の安宅関では、義経は子どもなんですよね。

四天王は鴈治郎、芝翫、愛之助、歌六というぜいたくさ。歌舞伎役者の実力というか、基本なんだなと思ったのは、いつもはんなりと愛嬌のあるお役の多い鴈治郎さんの力強い山伏振り。

そして、この弁慶に一際思い入れのあるという幸四郎の弁慶。ハスキーな声が富樫と拮抗するにはやはり不利ですが、豪快さとか力強さというより、ひたすら誠実な弁慶。

番卒が義経を疑い、早い緊迫感のある展開、義経を打擲する勢いに、そこまでするならと感じ入った富樫の決意を、見事に演じる吉右衛門さん。

酒の饗応の楽しいやり取り、美しい舞、そしてまた急ぎ立つ一行、やりきって額の汗を光らせながら、最後の花道の引っ込みと、長唄、囃方のすばらしさもあって、勧進帳のよさをあらためて認識した気がしました。

(でもやっぱり幸四郎には、仁左衛門さんの当たり役をやってほしいな)

最後は舞踊の演目が二つ。「相生獅子」は、扇雀、孝太郎の女方の獅子ものということですが、あでやかな舞で、あの手に持ってたのが獅子なのか。蝶々についてるあの棒が「指金」で、指金の由来というのが面白いな、などと思いながら、見ておりました。しかし扇子をもつ踊りというのは難しいんですね。

二つ目は「三人形」。鴈治郎の若衆、又五郎の奴、雀右衛門の傾城の踊り。やっぱり又五郎さんは、ミスター奴だな、お上手だな、と思いながら見てました。

ということで、たっぷりな高麗屋襲名興行でした。

壽初春大歌舞伎「箱根霊験誓仇討」「七福神」「菅原伝授手習鑑 車引 寺子屋」&「特別展 高麗屋のコリャイイや」

201801  新春の歌舞伎座は高麗屋三代襲名興行でございます。さすが、役者も贅沢で見ごたえのある演目が並びました。

1つめは「箱根霊験誓仇討(はこねれいげんちかいのあだうち)」。足の不自由な勝五郎(勘九郎)が、妻初花(七之助)のおかげで箱根権現の霊験によって足が立ち、奴筆助(愛之助)とともに仇討ちをしようとするたちあ話。

実はよんどころない事情で遅れて前半が見られず、初花の母早蕨(秀太郎)と勝五郎の場面で、もしや七之助は見られないのでは、と思ったら、滝に身を投げる見せ場があってよかった!そして勝五郎の足が立つところ、奴の愛之助のキビキビした動きも見られました。愛之助の親子共演なんて、ほんとに珍しくてうれしかったです。

当初猿之助が勝五郎、勘九郎は仇の滝口上野を演じる予定でしたが、猿之助の休演で、愛之助が上野と奴の二役をやることになったんですね。猿之助と七之助の夫婦だとどんなだったのか、足が動くようになる場面は、とつい思ってしまいますが、何より残念なのは、猿之助、中村兄弟、愛之助の最近まれな共演が見たかったです。

2つめは「七福神」。

さすがみなさん貫禄があって、個性に合ったチョイスの神様の扮装が似合っていてかわいらしい。福禄寿の門之助、布袋の高麗蔵はユーモラス、恵比寿の又五郎、大黒天の鴈治郎はコロコロしていて踊りが楽しい、弁財天の扇雀はきれい、毘沙門の芝翫、寿老人の彌十郎は大きくて立派。とくに鴈治郎の大黒天はおめでたくて、フィギュアにして机に置いときたいと思っちゃいました。

そして「菅原伝授手習鑑」まず「車引」です。見るのは初めて。

梅王丸(勘九郎)、松王丸(染五郎)、桜丸(七之助)の3人が荒事の姿で登場します。この3人が並ぶとバランスがよいです。赤い舞台に派手な衣装と隈取、楽しかったです。

最後が「寺子屋」。

子どもたちの中に一人大きな涎くり与太郎の猿之助。ややふっくらとかわいい坊やで、細かく見なければ左手の動きも気になりませんが、つい見てしまい、通常全治6か月と言われる重傷を負いながらここまで来るにはとホロリ。源蔵の前に与太郎を先頭にして子どもたちが並ぶ姿が、息が合ってて妙に気持ちのいい動きでした。東蔵さんのととさんに迎えにきてもらう場面はテレビの録画を何度も見ていた通り。この日はソルマックまで飛び出してましたが、ほんとに元気でよかった。

門之助さんのブログに、門之助さんがカメラ向けたら、「前髪の二枚目だからこのポーズ」と言ってそういう表情で写った写真が載っています。涎くりなのに、ほんとに色気のある二枚目の顔なんですよ。)

さてその源蔵(梅玉)。家に入った瞬間の第一声からの緊張感、妻戸浪(雀右衛門)とのやり取りも含め、芝居空間が生きているというか、うわあこの源蔵は、と思いました。

そして松王丸(白鸚)の衣装に合った若々しさ、首実検の心の動き、一子小太郎の最期を聞く心情こもったセリフ、客席もシーンと舞台に集中していき、聞こえるのはただすすり泣きの声だけ。私なんぞが言うのもなんですが、長く活躍してきた白鸚さんですけど、11月の大石といい、またさらに無駄なものが落ちて、芸が上がったような気がしました。

千代の魁春、園生の前の藤十郎と、もちろんすばらしく、本当に心に残る寺子屋でございました。

【歌舞伎座ギャラリー特別展 高麗屋のコリャイイや】

当日チケットで割引になるギャラリーにも行ってみました。まず映像の歌舞伎夜話アンコール、白鸚さんと奥様紀子さんの穏やかな仲のよさそうなお話。ほかに「三代襲名の口上」があって、夜の部見るからいいや、と思ってたら、37年前の映像で、本当の「紀尾井町」さんなどが並んでいました。

201801 噂の幸四郎等身大フィギュア。見たばかりだったのでさらに感激。後ろもしっかりできていてすごい出来です。

個性的で才能豊かな高麗屋らしく、三代の描いた絵もうまいですし(白鸚さんの鸚鵡のかわいいこと)、収集したフィギュアなどもびっしり。そして幸四郎さんの、自分の写真だけで作った筋書の白黒写真部分など、この方ほんとに面白い人だなあと。

舞台には、三人の口上の座り姿があり、裃をつけて並び写真を撮ることができます。やってみたらほんとに楽しかった!

三谷幸喜の「ショーガールvol.2 ~告白しちゃいなよ、you~」

201801   三谷幸喜川平慈英シルビア・グラブに書いた「ショーガールvol.2 ~告白しちゃいなよ、you~」です。ショーガールの昔からの本拠地PARCO劇場が改修中のため、EXシアターでの上演です。

「ショーガール」といえば、長年木の実ナナ、細川俊一のコンビで上演されていました。なんてかっこいい、日本人離れした二人だろう、大人のショーを見てみたいとずっと思っていましたが、残念ながら、その機会はありませんでした。それを、オリジナルのファンだった三谷幸喜が、同様にバタ臭いハーフの川平慈英とシルビア・グラブで再現したのが、この「ショーガールvol.2」。

二人とも、ただ歌うだけでなく、語りながら歌えるミュージカル俳優。元からの品のよさと明るさがあって、三谷さんの目は確か。シルビアの声は、低い音がぐーっと出て深みがあっていいんですよね。慈英とのハーモニーも美しい。慈英は「ビッグ・フィッシュ」で主演、シルビアは「ネクスト・トゥ・ノーマル」アダム・パスカルと共演したクリスマスコンサートそのほかいろいろ見ています。

前半がお芝居部分。シルビアは脚本家、ホテルにカンヅメになって、サスペンスドラマの脚本を書いていますが、行き詰っていたところに、水回りで大きな音がするのでメンテナンスを呼びます。やってきた慈英はモテ男。音がまた発生するまで待つ間に、ドラマのヒントを求めるシルビアと慈英は…。

夜のホテルの1室、劇中劇を織り交ぜた、二人の軽快なやりとりが面白くて、さすが三谷幸喜。歌も芝居との切れ目がない感じのブロードウェイ風、ほんとに楽しく見られました。途中、日替わりで豪華なゲストが出るのですが、この日は戸田恵子さんでした。

そして休憩もなく怒涛のノンストップショータイム。シルビアも慈英も派手なダンスではないんですが、身のこなしが軽やかでキメるところはピシッとしていて心地よい動き。メドレーでCalling Youから天越え、恋しくて、Tonigitなどなど、いろいろな歌を目まぐるしく歌いっぱなし。戸田さんも再度登場です。

19:30開始で休憩なしの1時間40分、ほんとに大人向けのショーで、堪能しました。

帰りにふとみると、パンフレットが700円。珍しく買ってみたら、ほんとに薄いんですが、舞台写真はたっぷり、三谷さんと作曲の荻野清子さんの対談つきで面白かったです。三谷さんが、まだミュージカルに照れがあるとか、だから台詞の歌詞を書くとか、台詞を見ると、荻野さんは曲がぱあっとわいてくるとか、本当に興味深かったです。

三谷さーん、ミュージカルってそんなに恥ずかしいものじゃないですよ、何でもありなんだから。普通にお芝居書いてくれればいいんです。こういうミュージカル、もっと見たいです(できればもっと大人数で。そして山本耕史を出して!)。

先日、日本制作のミュージカルとして「池袋ウエストゲートパーク」を絶賛してましたが、なんだ、何日もたたなくて、宝塚と三谷幸喜も絶賛する私でした。

宝塚雪組「ひかりふる路~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール」「SUPER VOYAGER!」

201801  宝塚雪組の新トップ、望海風斗真彩希帆の東京でのお披露目公演、「ひかりふる路~革命家、マクシミリアン・ロベスピエール」です。

望海風斗、トップとしては遅咲きの方だそうで、そういえば4年前の花組「アンドレア・シェニエ」ですでに目立つ役をやって、歌のうまい人だなあと注目してましたですよ。真彩希帆の方は、望海さんよりはだいぶ後輩のようです(初舞台が9年ちがう!)。

さてお話は、宝塚得意のフランス革命もの、しかし、主役はあのロベスピエールです。え、ベルばらの昔から、冷酷なギロチン送りの急進派で、彼が悪役でないお芝居なんて見たことがないってくらいの人です。しかしこのお話の彼は、幼くして両親を失い、一人で弁護士になる勉強をした秀才、理想を求めて革命に身を投じますが、私欲に走った同志や混乱に嫌気がさして恐怖政治をやり、多くの犠牲者を出したうえ破滅します…(ロベスピエール自身については、事実らしいですよびっくり)。

革命軍に家族を殺された貴族の娘で、ロベスピエールと恋に落ちるマリーアンが真彩希帆、ほかに同志ダントン(彩風咲奈)、同志カミーユ(沙央くらま)、サン・ジュストくん(朝美絢)等。

望海風斗、さすが満を持してのトップだけに、貫禄、迫力、繊細な演技。歌はもちろんうまいわけですので、この渋いドラマを十分引っ張っていました。しかも、曲は全てあのフランク・ワイルドホーン、望海、真彩とトップ二人が歌がとってもうまいので、聞きごたえがあってほんとによかった!アンサンブルの掛け合いも迫力がありました。

ダントンの彩風咲奈も複雑な性格をうまく演じていましたが、目を引いたのがサン・ジュストの朝美絢。ベルばらで「花のサン・ジュストくん」として、ロベスピエールに従って粛清しまくる美少年のイメージにぴったりの美形で、華のある笑顔がとっても魅力的。これからの活躍に期待です。

さて、お芝居もさることながら、さらによかったのがレビュー、SUPER VOYAGER!です。

(以下ネタバレします)

SUPER VOYAGER、すごい航海者ってことで、船や旅がテーマで衣装なども統一感があるんですが、ラ・ラ・ランド風のダンスあり(これ彩風咲奈のかろやかなダンスが超ステキだった!)、クラブでの沙央くらまの歌(ステキ!)にのっての女の取り合いあり、ジャニーズアイドル風少年ダンスあり、真っ白な衣装での階段の集団行動ダンスあり、と、盛りだくさん。演出の野口幸作さんは、若い方だそうで、やりたいことを全部詰め込んだでしょ、と言いたくなるような意欲的なレビューでした。もちろん歌いまくるトップ、準トップさんたち。

最近、芝居部分が長くて、アンコールのようなレビューが多かったので、ほんとに堪能しました。うん、今年も楽しい観劇生活となりそう!

「池袋ウエストゲートパーク SONG &DANCE」@シアターウエスト

201801iwgp   今年の初シアターは、ミュージカル「池袋ウエストゲートパーク SONG &DANCE」です。ワンピース歌舞伎や納涼歌舞伎の弥次喜多の演出スタッフに入っていた杉原邦生さんの演出ということをTwitterで知って、チケットとってみました。

原作は石田衣良、2000年のドラマ版は、クドカンの初めての連続ドラマで、後からDVD借りて見ました。バイオレンスはちょっと苦手でしたが、長瀬智也のマコトと窪塚洋介のタカシ、西島千博の京一がかっこよかった独特の魅力あるドラマでした。これを若い俳優でミュージカルにするというだけで面白そうです。

期待は裏切られず、小さな劇場に若いキャストのエネルギーが爆発するような、いい舞台でした。舞台を現代の日本に移した「ウエスト・サイド・ストーリー」みたいな感じ。抗争の底に、そういうことでしか自分を表現できない若者のやるせなさがあるような。

舞台奥にも傾斜のついた客席がつくられ、舞台は前後がない、どちらから見てもOKな形で進みます。そもそも客席が近いので、背中を向けられていても息遣いが手に取るよう。

開演10分前くらいに席についたら、キャストたちのダンスバトルが始まっていて驚きました。それがまた、ほんものかと思うくらいの迫力で、これから始まる舞台に期待わくわくです。

マコト役は大野拓朗。「わろてんか」のキース役だそうで、キースは眼鏡をかけていて、この長身のイケメン振りがほぼ封印されていますが、清潔感があります。タカシ(染谷俊之)率いるG-Boysと、京一(矢部昌暉―ダンスはやっぱりバレエ風)のレッドエンジェルスの抗争を、止めようとするマコトとこれをビデオに残そうとする横山(田中佑弥―一人大人の役ですが、好演)を通じて描きます。

かっこいいダンスでIWGPの世界を表現しながら、私が思っていたよりも、ドラマがしっかり、テンポよく語られて行き、かといって過度に情緒的でなくてよくできた作品になっていました。

みんなダンスがうまくてかっこいい!アンサンブルは両方のメンバーを兼ねているんですが、入れ替わりもスムーズでうまいです。

ほんとに、これまで見た日本制作ミュージカルの中でもかなり上位にランクされる作品です。高校生はなんと1000円ですよ!若い子たちに見てほしい!

映画「超高速!参勤交代リターンズ」

2017   ヒットした「超高速!参勤交代」の続編「超高速!参勤交代リターンズ」を、ノーカットでTV放送してくれました。佐々木蔵之介、上地雄輔、西村雅彦、寺脇康文、深田恭子等、メインキャストは前作と同じです。

ヒットすると予算が増えるのか、場面が増えて立ち回りも多く、贅沢になった感じ。その中で、しっかりと、優しい殿様の蔵之介と、藩の百姓たちの心の通い合いを描いています。

ただ、やっぱり貧乏藩の奮闘を描いた前作の新鮮さに比べると、立ち回りが多くなっただけで目新しいところがなくて残念。ラストも何で劣勢だった(あまりにも湯長谷藩側の手勢が少ない)内藤さま方が勝つのかよくわかりませんしね。

ただ、吉宗役の猿之助が、前作にも増して(前作は2014年、本作は2016年)、将軍の品のよさというか貫禄を表現しています。すっと出てきた時に、あれ、この素敵な人は誰って思ってしまいましたよ(ホント)。小柄だし、化粧もあっさり目なんですが、こういう感じでこんなに存在感がある俳優がいたか、という感じ。それを見るだけでも、価値がありました。
 

ドラマ「風雲児たち-蘭学革命編」「監獄のお姫さま」「コウノドリ」

201801_2   元日の夜の、三谷幸喜がオール真田丸キャストで作った「風雲児たち」、期待以上の傑作でした。「解体新書」の翻訳ができるまでのお話です。

理想を追い求めて依怙地になる良沢(愛之助)が武士の雰囲気があり、現実的で柔軟でも真摯な玄白(新納慎也)が坊主頭も似合っていて、二人の対比が鮮やか。彼らを取り巻く人物が全て、脚本のうまさと、力量あるキャストの演技で鮮やかに描かれていて、90分があっという間でした。

表現としても、日本語辞書のない状態での翻訳という地味な作業の苦労を視覚的にもうまく見せていました。とくに「海綿」が秀逸で、以前お化粧用に本物の黄色い海綿を使ったことがあるので、すごく面白かったです。

思い出したのが、子どもの頃見たNHKの「天下御免」。山口崇が平賀源内、坂本九が杉田玄白、仲谷昇の田沼意次、ほかに中野良子が出てたりして、早坂暁脚本のほんとに面白いドラマでした。そこでも、たしか田沼意次は悪役ではなかったと思いますが、「風雲児たち」でも、草刈正雄の意次は全国の経済発展を図る名政治家。そして当時も大好きだった源内を山本耕史が天才ぶりをカッコよく演じてくれました。鉱山開発に関与していたのは初めて知りましたし、源内の歌舞伎作品「神霊矢口渡」は、今でも上演されているのは最近知りました(右近の会でも上演してました)。

ところで、2006年の「決闘!高田馬場」で猿之助(当時亀治郎)と出会った三谷幸喜は、いつか「風雲児たち」の杉田玄白を演じてほしいと、彼にこの原作マンガを送ったとエッセイに書いています。「カメ流」によると、「杉田玄白は亀治郎そのものだ」と。やりたいことはいろんなアプローチでやりぬくところが似てるんでしょうか(この記事書いたときは「良沢」だと思っていたのですが、玄白だったので修正しました。記憶っていいかげん)。これは実現しませんでしたが、同じころ、エノケンの偽物の芝居を、木梨憲武に演じてほしいとも書いていて、それは猿之助で実現したわけです。三谷さんが何を仕込んでいるのか、また次が楽しみです。

2017_2   10-12月期のドラマでは、クドカンの「監獄のお姫さま」。クドカンドラマの常連の小泉今日子、森下愛子、坂井真紀、満島ひかり菅野美穂たちが冤罪の姫(夏帆)のために真犯人(伊勢谷友介) を追い詰めていく話。監獄時代と現在を行ったり来たりしていて、小泉今日子と別れた息子のせつない場面もあったりして、しばらく録画がたまってたんですが、後半一気に見たらやっぱり面白かった!

50才の小泉今日子、小柄なのもあって、監獄や私服のさえないかっこだったりすると、やっぱりちょっとおばさんになったかなあと思うんですが、ふっとすごくきれいで生き生きと見えたりして、その変化がよかった。最終回のラストはとくに美しくて感動でした。菅野美穂もよかったし、久しぶりにたっぷり見た塚本高史(アニだ!って今でも思っちゃう)もかっこよかったです。

2017jpg  もう一つ、「コウノドリ」も全部見ました。前作も評判よかったんですが、見るまでは重いかなとやや敬遠、でも今回見たら、綾野剛も抑えたヒューマンなドクターだし、星野源大森南朋、吉田羊始めペルソナのスタッフが、人気者たちなのにちゃんとそういうお医者や助産師に見えて、ストーリーも原作の力でしょうが、リアルながら救いがあって、見始めたら一気でした。

松岡茉優、あのキャラクターに合っててとても魅力的でした(「あまちゃん」の若手が活躍してるの見ると、いまだに能年玲奈ちゃんを思い出しちゃいます)。あとちょっと気になったのが倉崎先生の松本若菜ですね。クールビューティ。

「リアル」と書きましたが、出てくる夫さんたちがちゃんと妻に寄り添ういい人ばっかりなのは残念ながら現実とはちがうでしょうし、お産の問題で夫婦に亀裂が生まれることも多いと思ってみていましたが、そういうことまで描くと、このいいドラマのテーマがぼやけるし、見ている方もつらいので、私はこれでよかったと思います。メインキャストが散り散りになったラストですが、続編もあるといいな。

映画「スターウォーズ・最後のジェダイ」

2018starwars    あけましておめでとうございます。今年もミュージカル、歌舞伎、映画、本、ドラマ等々の感想を書いていきますのでよろしくお願い致します。

さて、新年の最初の記事は、3年連続でスターウォーズでございます。エピソード8、最後のジェダイ。最後のジェダイとは、ルーク・スカイウォーカーですよ。

追い詰められたレジスタンスは、帝国軍に必死の戦いを挑んでいますが、例によって劣勢です(レジスタンス人数少なすぎますよね)。物語は、起死回生を図るフィンとローズのコンビ、孤島に世を捨てて暮らすルークを呼び戻そうとするレイ、レイアが倒れて混乱するクルーザーのポーの3つが並行して進んでいきます。

それぞれがよくできていて、久しぶりのスターウォーズ本編だし大丈夫かなと思っていたんですが、とてもわかりやすく(そこか)、何度もあるどんでん返しにハラハラしながら、かつスターウォーズしい凝った映像に感動しながらあっという間の2時間半でした。

とにかくマーク・ハミルのルークでしょう。スターウォーズ第1作のあのちょっとダサい坊ちゃんは、年月を経て、老練な俳優として重厚な最後のジェダイを熱演ですよ。この間、声優としても活躍していたそうですが、映画としてこれといって印象的な役がないのが、むしろ生涯ルークだったということですね。

レイアも若い頃よりずっと素敵でした。キレイで威厳のあるレイア。ああ、キャリー・フィッシャーが60歳という若さで亡くなってしまい、これからこのシリーズどうするんでしょう。

ところで、キャリーの実娘のビリー・ラードが、コニックス中尉として出演しています。すごい見せ場があるわけじゃないのですが、クールな美形で、反乱軍の気持ちをよく伝える演技をしてました。

(ここからネタバレですすいません)

・ホルドさん、こういう人いるよね、事なかれ主義で先送りなリーダーと思っていたらば!この映画で一番の衝撃でした。

・外惑星、成功するかと思ったのに、まさかのあっという間の追跡。白い塩砂を蹴上げた赤い跡が綺麗で効果的でした。

・ローズの活躍を喜んでいいんだか。あの役やりたいと思ったアジア系は多かったはず。

・毎回思うけどレジスタンス弱すぎ、やられすぎ、人数少なすぎ。いったいどうしてあんなに弱いんです?これから盛り返したりするんです?

・カイロレン、何のために最高司令官やったんだか。

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