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「スカーレット・ピンパーネル」@赤坂ACTシアター

Photo  昨年秋の公演のチケットを取り損ねて残念に思っていたら、好評だったようで、わずか1年後の再演となった「スカーレット・ピンパーネル」です。石丸幹二、安蘭けい、石井一孝という、歌も上手く、今日本で一番華のあるキャストで、楽しみにしていました。今年、宝塚の方を先に見ちゃいましたが、それはそれで。

  原作は1905年出版のイギリス小説「紅はこべ」。ミュージカル版は脚本ナン・ナイトン、作曲フランク・ワイルドホーン、ブロードウェイで1997年に初演、劇場を変えたりしながら2000年まで上演されています(ワイルドホーンとしてはヒット作)。日本では2008年に小池修一郎潤色・演出で宝塚初演、安蘭けいがパーシーを演じています。このプロダクションの演出はガブリエル・バリー。

舞台は1792年のパリ、ロベスピエール(上原理生)の恐怖政治の下、ショーブラン(石井一孝)は市民をギロチンに送っています。コメディフランセーズの人気女優マルグリット(安蘭けい)は、イギリス貴族のパーシー(石丸幹二)と結婚してイギリスに渡りますが、昔の恋人ショーブランに仲間のサンシール侯爵の隠れ家を教えてしまったマルグリットに対し、パーシーは不信感を抱き始めます。仲間の貴族やマルグリットのとフランス市民を救うスカーレット・ピンパーネル団を結成したパーシーは、正体を隠しながら活動しますが…。

美男美女の夫婦なのに不信感で行違う雰囲気がちょっとつらい前半ではあるものの、石丸パーシーがおふざけするのがなかなかいいです。宝塚の紅ゆずるはふざけるとオバちゃんになっちゃうのが残念でしたが、ハンサムのちょっとしたジョークというところに止まっていて。対照的な、マルグリットへの未練と職務で屈折している生真面目な石井ショーブラン。眉間のシワ、思い詰めた表情がセクシー。

そして、この舞台の見どころのスカピン団がイケメン揃いでかっこいい!中でもちょっと目につく泉見洋平(「華麗なるミュージカルクリスマスコンサート」にゲストで出てました)、アルマンの松下洸平(「ラディアント・ベビー」)がよかったし、ほかに藤田玲、多和田秀弥、久保田秀敏、そしてコメディ・リリーフの久保田貫太郎

さらにロベスピエールとウェールズ公の早替わりもあった上原理生の歌もさすがで存在感がありました。

マルグリットがパーシーと夜中に庭で会うところは、なんで気づかないんだ、ですし、パーシーの正体を知るところはちょっと脚本がもたもたしていて残念でしたが、2幕終わりの立ち回りも迫力で、すかっとハッピーエンドなところはこの演目のいいところ。アンサンブルも含めて、多くはないキャストがきびきびといいチームワークで動いていて、やっぱり面白い、いい作品だなと思いました。

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