2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

« 映画「ネバーランド」 | トップページ | 宝塚月組「All for One-ダルタニアンと太陽王」 »

「ファインディング・ネバーランド」来日公演@シアターオーブ

Neverland   オーブの来日公演、「ファインディング・ネバーランド」です。「ピーター・パン」の制作に至る作家ジェームズ・バリのエピソードを描いた2004年の映画「ネバーランド」(原題はミュージカルと同じFinding Neverland)のミュージカル化で、ブロードウェイ初演は2015年3月、2016年8月にクローズしてから、全米ツアーに出ており、今回はそのキャストによる公演ですね(http://findingneverlandthemusical.com/)。残念ながら、トニー賞にはノミネートされていないようです。

ジョニー・デップ、ケイト・ウィンスレットの映画を直前に見ていったんですが、この、ミュージカルの方がずっとうまく表現できていると思いました。例えば、ジェイムズ・バリと少年の遊びのシーン、映画だとそれ自体は面白くないですが、ミュージカルの舞台なら楽しい歌とダンスのシーンになりますよね。ジェイムズとシルビアの関係も丁寧に描かれて説得力があるし、バリ家のディナーパーティもお客が多くて印象的な場面、アンサンブルは俳優たちという設定で、バックステージ的な場面もうまく使われていました。

ジェイムズのビリー・タイは正統派のハンサム、歌声。シルビアのクリスティン・ドワイヤーは、イギリスの上流家庭出身の雰囲気は薄いですが、明るくパワフル。プロデューサーのフローマン氏のジョン・デイビッドソンと、デュ・モーリエ夫人のカレン・マーフィーが役の個性をくっきり演じて、秀逸でした。

しかしこのミュージカルで一番魅力的なのはシルビアの四人の子どもたち。終始生き生きと、この時期にしかない男の子のかわいらしさに溢れていて、見事。とくに中心となるピーター(コナー・ジェイムソン・キャセイ)は、最初の不機嫌な顔から、ジェイムズに心を開いていく変化がとってもよかったです。男の子4人の歌のシーンも素敵でした。

シルビアと4人の子どもたちの家族愛、そしてデュ・モーリエ夫人とジェイムズが残された子どもたちと歩み出す場面にはほろっと泣かされちゃうんですが、その部分も適度で、傑作ピーター・パンが生まれた想像力のすばらしさを描く、いい作品でした。

« 映画「ネバーランド」 | トップページ | 宝塚月組「All for One-ダルタニアンと太陽王」 »

ミュージカル」カテゴリの記事

ミュージカル(シアター)」カテゴリの記事

Broadway ミュージカル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ファインディング・ネバーランド」来日公演@シアターオーブ:

« 映画「ネバーランド」 | トップページ | 宝塚月組「All for One-ダルタニアンと太陽王」 »