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シネマ歌舞伎「東海道中膝栗毛<やじきた>」

Photo   シネマ歌舞伎「東海道中膝栗毛<やじきた>」、昨年8月の歌舞伎座納涼歌舞伎第2部の演目が、早くもシネマ歌舞伎に。封切り前日に発表された今年8月の納涼歌舞伎では続編をやるそうで、それでこのタイミングだったんですね。

染五郎、猿之助の弥次さん、喜多さんの珍道中っていうだけで、そこそこ面白そうだとは思ったんですが、いやー、ここまで吹っ切れたドタバタだったとは。渡辺保さんの批評は読んだんですが「ストーリーが面白くない」とか、すごいマジメな批評だったので、こんなんだとは思っていませんでした。

染ちゃんはドリフターズが大好きだったそうで、「8時だヨ!全員集合」を松竹の大道具さんが全力で再現し、役者がまた楽しそうに全力で演じていて、懐かしくておかしくて、大笑いでした(東劇じゃなかったせいか、お客さんは少なかったんですけどね)。ていうか、8時だヨ!って、歌舞伎の手法をほんとよく使ってたんですね。

染五郎、猿之助の息の合った喜劇役者ぶり(化粧もおかしい)は当然ながら、染五郎息子の金太郎くんと、猿之助甥の團子ちゃんの上品な坊ちゃんたちのけなげな道中がかわいくて。金太郎くんはほんとに美少年だし、團子ちゃんは末楽しみなせりふ回し。出番やセリフも多く、夏休みの1か月、休みなく出ていたんですね。

脇は澤瀉屋を中心にコメディセンスたっぷりの皆さん。右團次はあの白鬚メイクを惜しげなく披露してくれるし、壱太郎は踊るし、獅童は獅童にしかできないような吹っ切れぶりだし、弘太郎ちゃんの読売屋文春(ふみはる)もうまいし、ほんと、面白かったです。

ラスベガスがどーんと出てきますが、ラスベガス大好きな猿之助(共同脚本と演出にクレジットされてます)の趣味なんでしょう。ドリフとラスベガス、染猿の趣味全開ですが、演舞場でもなく、歌舞伎座でこれをやったとはねえ。

(追記2020)

やじきたは第4段まで続き、コロナ禍まっただなかの5月、1、2がブルーレイになりました。第2段からは毎年見て、ほんとに楽しかったな。

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