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「ナイスガイ in ニューヨーク」@シアタークリエ

Niceguy  ミュージカルじゃないしとスルーしていた「ナイスガイ in ニューヨーク」、先日クリエでポスターを見たら、福田雄一演出・上演脚本じゃないですか。これは見落とすまじ、と行ってまいりました。

  原作は喜劇作家ニール・サイモンの処女戯曲「Come Blow Your Horn」(1961)。1963年には、フランク・シナトラ主演のヒット映画になっています。この映画の邦題が「ナイスガイ・ニューヨーク」だったんですね。

  人工果物の製造会社社長の息子アラン(井上芳雄)は、父の会社の仕事をサボりながら、女の子たちと楽しんでいますが、彼のアパートに、生真面目な弟のバディ(間宮祥太郎)が家出してきます。厳格な父(高橋克己)、おっとりした母(石野真子)がバディを連れ戻そうとしますが…。アランの恋人である、売れない女優ペギー(愛原実花)、地方回りのショーに出ているコニー(吉岡里穂)も絡んで、アランのアパートだけを舞台に、福田雄一らしいギャグ満載のコメディです。

何といってもヨッシーでしょう。これまで生真面目な役しか見たことなかったんですが、軽いプレイボーイを、本人も吹っ切れたように軽やかに楽し気に演じています。サービス的に英語で数曲歌って踊るんですが(映画のシナトラの曲なのかしら)、歌はもちろん、ダンスもとっても軽やかで、素敵でした。舞台をかなり動いているんですけど、その動きも軽くて。スラリと細身のスタイルもあって、かっこよかったです。

女性陣もそれぞれにすばらしいコメディエンヌぶり。愛原実花は、「熱海殺人事件」でも強烈でしたが、やっぱり突き抜けたものがあって、もっと活躍してほしい人です。吉岡里穂は、今年は「あさが来た」に始まり、「ゆとりですがなにか」でも好演していて、大ブレイクの年ですが、声に心地よさがあって、キュートですてき。石野真子は、あーこの人がデビューした「スター誕生」の頃から見てたよ、と感慨。間宮くんは初めてみる俳優さんでしたが、アタフタする弟ぶりがよく、高橋克実はもういうまでもなく、という感じでした。

こんな古典的な、教科書のようなコメディを、今の日本で自在にリメイクする福田雄一。それは、ムロツヨシとか、猿時とか、マギーとかの「フルモンティ」「スパマロット」よりはだいぶ上品で刺激は少なかったですが、クリエにもしっくりくる芝居をつくりあげる手腕は大したものだと改めて感心しました。映像作品もフォローしなくちゃ。

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