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新選組を行く@京都

新選組にはまっているところに京都に行くことになったので、1日「新選組を行く」@京都をやってみました。京都だけでも縁の地は多いので、壬生村と伏見です。

新選組が京都について最初に滞在した壬生村。今は賑やかな四条大宮からも京都駅からも近いところで、これが郊外?と思うような場所なんですが、当時は御所や中心地からは少し離れたところだったんでしょう。

最初は光縁寺という、ほんとに小さな町のお寺。裏に山南敬助と沖田総司(こちらで建てたもの)、隊士たちのお墓があります。亡くなった隊士の名簿もいただきました。

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前川家(非公開ですが休日だけお土産物屋があります)とブロックを隔てて隣にあるのが壬生寺と八木家。 壬生寺は、こじんまりとはしていますが、いかにも芝居をやりそうな広い空間があって、壬生狂言が演じられていたのもここ。そういえば、先日国立劇場に行ったとき、開場50周年のポスター展をやっていて、壬生狂言もあったのをチェックしていたのですよ。奥に、壬生塚があります。

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そして今回のメインといってもいい、八木邸。手前の立派な和菓子屋さんで、お茶とお菓子付きの入場券を買って、ボランティアのおじさんのお話を聞きながら見学します。現在も区切った奥は八木家の皆さんがお住まい。住居自体は200年ほどたっているそうですが、というとこの家は、建って50年ほどで賑やかで恐ろしい経験をし、その後普通の民家となり、今は多くの人が訪れるという、数奇な運命を辿っているのですね。中は写真不可です。 なんといっても、この部屋で芹沢鴨が暗殺されたとか、隣の部屋の鴨居に刀傷がはっきり残っているとか、土間で隊士が煮炊きをしたとか(土方とお梅さんのシーンもあったっけ)、大河ドラマの克明なセットを思い出して大感動でした。

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前述のとおり、向かいに、隊士が滞在していた少し広い前川家があるのですが(前川家の人々は、落ち着かないので親戚の家に移っていったとか)、その土蔵が、土方があの古高俊太郎を拷問して池田屋事件のきっかけになった場所だそうです。ひいい。

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次は八木邸が手狭になって新選組が移った西本願寺。浄土真宗の総本山で、京都の人々から見たら氏素性も知れない浪人上がりの新選組の屯所とされることを、よく承知してくれたものです。ここで大砲の訓練なんてされたら、たまったものではなかったでしょう。今も現役バリバリの大寺ですから、御朱印もなしという、観光客など相手にしていない雰囲気。銀杏も大きかったです。 立派な空堀に囲まれていて、安心感もあったと思います。山南は、本願寺に住むなんて、と反対だったんですよね…彼の切腹後、すぐに本願寺に移っています。

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   そのまま油小路を京都駅方面に下ると、伊藤甲子太郎遭難の地。細い路に放置される甲子太郎、屯所のあった高台寺からはずいぶんあったでしょうが、待ち伏せ覚悟で駆け付ける藤堂平助たち。本願寺からはすぐ近くです。近藤勇が伊藤に酒を飲ませた妾宅もすぐ近くだったんだなと思いました。

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最後の屯所不動村のあたりも通って京都駅へ戻ります。

 

 

 

さて午後は、近鉄に乗って伏見へ。まず桃山御陵の御香宮神社です。土方が、御香宮神社は高いからそこに陣を敷くべきだというのを会津藩だったかに却下され、薩摩軍にここを取られて、さんざんに敗けるんですが、その高さ感覚がわかって感激。ブラタモリ的な。 神社自体も伏見城の大手門を移築したり、小堀遠州の庭園があったりとなかなか立派な神社で、能舞台もありました。

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一方幕軍は?と伏見の町を歩きながら伏見奉行所跡を探します。板壁や格子の古い町屋が続く、風情ある町でタイムスリップしたよう。右のおうちは、弾痕が残っているのですが、町がそのまま残っていて燃えたようでもないのは、戦闘はこの町の一部でしかなかったんでしょうか。

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伏見奉行所跡は団地の横にありました。

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 会津藩の陣の後も残っています。

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  最後は寺田屋。お登勢さんが坂本龍馬の妻おりょうを預かっていたところですね。船宿としてはやっていたという雰囲気がそのまま残されていて、驚きました。 おりょうさんがお風呂に入っているとき、暗殺者に気づいて龍馬に裸のまま知らせたという逸話のある、あのお風呂もそのまま残ってます(「新選組!」でも忠実に再現されていました)。

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 伏見はお酒で有名で、勇や土方も、京の洗練された美酒には驚いたことでしょう。黄桜のカッパカントリーでカッパの由来や全国のカッパを見つつ日本酒を飲み比べたり、月桂冠大倉記念館では、じっくり日本酒の製法をみることができます。月桂冠の方は入場料を取りますが、純米吟醸酒の小とっくりをおみやげにくれます。

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 川沿いの道は風情があって、十石船にも乗れるし、ほんと、伏見は楽しいところでした。

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