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十月花形歌舞伎「GOEMON五右衛門」@新橋演舞場

Goemon  愛之助が五右衛門の装束で今井翼とフラメンコを踊る映像を見て、面白そうだなと思って行ってきました。

  五右衛門は、カルデロン神父(今井翼)と、明智光秀の重臣の娘石田局(吉弥)の子どもだったという設定。だから、この五右衛門の髪、赤いんですよ。二人のシーン、そりゃかなり無理がありますけど、でもやっぱり吉弥さんのうまさで何とかなっています。今井翼って「ガブリエル・シャネル」でちゃんと大地真央の相手役やってましたからね。年齢不詳な貫禄があるというか。

  フラメンコ、何回も出てきます。ゲストダンサー的な佐藤浩希さんの情熱的なダンスが素敵。新作歌舞伎って、音楽が録音なのが残念なんですが、このGOEMONは、フラメンコのギターと歌だけでなく、義太夫、長唄、三味線等があって、音的にも気持ちよかったです。

全体にまったりとゆるやかな運びで、とくに2幕は、踊りや殺陣の場面が多く、観るほうものんびり楽しんだというか、直近の「クレシダ」がせりふを集中して聞いていたのとほんとに対照的。何も考えずに、それらを楽しむ舞台です。五右衛門の名台詞も聞けるし。まあ、もうちょっと、才蔵(翼、すらっとしててかっこいい)との絡みがあるとかすると、もう少しクライマックスで感動したかなとも思うんですが、ちょっともったいない。

愛之助、あの五右衛門化粧が似合うこと、これ見たかったーと感激でしたが、ちょっと喉の調子が悪かったような感じがしました。大丈夫かな。五右衛門の出番は意外と多くありません。最初の登場まで長くて、「待ってました!」の大きな掛け声に、(ほんとだよー)と心で言ってました。

鴈治郎さんの秀吉は柄に合っていて、「特別出演」な感じ。種之助は声もよく、生き生きとした虎之助。若武者姿だったので、虎之助と三成とちゃんと耳には聞こえているのに、主計頭と治部様のことだとすぐわからなかったのは、真田丸の見過ぎでしょうか。

しかし、この舞台の殊勲賞は、出雲の阿国の壱太郎! こんなにきれいでしたっけ。女性たちの中で踊っていても、ひときわ輝いていて、一番きれいに見えるんです。踊りも、(よしあしわからないながら)音に乗って軽やかで、素敵でした。殺陣も体張っててすごかった。

ところで、若手役者が女形志望するのってどういう理由なんでしょうかね。児太郎が女形になるのは当然なんでしょうが、壱太郎くんって背も高いし、どちらもいけそう。

そうそう、宙乗りも迫力でよかったですよ。全体に、2階席のお得感がけっこうある舞台でした。

さらにおまけ。チラシなどで「佐藤浩 希」とあるので、ミスプリかと思ったんですが、ほかのところを見ると、歌舞伎役者は苗字が2字、名前が3字の方が多いので、並べたときに名前が2文字の方は真ん中を空けてるんですね。でもそこだけ見るとやっぱりへんなんだけど。

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