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「スタンド・バイ・ユー―家庭内再婚」@シアタークリエ

Standbyyouドラマ「最後から二番目の恋」や「泣くな、はらちゃん」の脚本家、岡田惠和の初舞台脚本で、クリエの洒落たコメディ、ってことで「スタンド・バイ・ユー」を見てきました。

舞台にピアノとクラリネットの奏者がいて、出演者の歌で始まり、歌で終わります。はっきり言って、演奏はすごくいい(ドラマみたいなBGMとしても心地よい)のですが、歌とダンスはもうちょっと短くてもよかったですよ。歌えるのは元宝塚トップの真飛聖だけだし、どってことない歌詞がスクリーンに映るのもよけいだし、何より長い。

すいません、悪口から始まりましたが、それ以外、お芝居としては、めちゃくちゃ面白かったです。

同じマンションに住んでいて夫婦ぐるみで仲の良い2組の夫婦が貸別荘にやってきますが、買い出しに行った勝村政信とミムラは、雪で帰れなくなり、ホテルのロビーでお互いのパートナーの不満を話すうちに意気投合します。一方残った真飛聖と戸次重幸は実は元恋人同士で、こちらもいい感じに…。

勝村とミムラは二人とも、パートナーからバカにされ、文句ばかりいわれています。そのやりとりが秀逸で、笑いの連続。勝村の体を張った熱演、初舞台のミムラも、大健闘といった感じでした。

真飛、戸次の二人も、肉食系のキャラが立っていて、動きもキレててよかったです。戸次は大泉洋のNACS出身ですね。真飛は超スタイルもよくて、ルックスも「たいして美人じゃない」といいつつ、けっこうかわいいし、何よりスカッとした男前の演技ですごくよかったです。これからミュージカルでも見たい女優さんです。

ほかの出演は、モト冬樹、元東京乾電池の広岡由里子、イケメンの馬場良馬。みなさん、役割をきっちり果たしていました。

さて、途中ドタバタがあってちょっともたつきますが、最後はちょっとほろりとして、前述の歌まで、休憩なしの2時間10分。クリエらしい、しゃれたコメディで、とっても楽しかったです。

もう一つだけ難をいうと、お芝居のつくりやセリフなどはきっちり2015年の今通用するものなんですけど、流行りもの系の引用が、ちょっと古いんですよね。いや、私はわかるけど、もう少し若い観客には、何のこっちゃなものが多かったような。大ヒットしたものってわりと年代を問わず知られてますけど、そこそこヒットしたものだとまさにその年代じゃないとわからないものではないかと。少し若いスタッフにチェックしてもらったらどうかなんて、余計なことまで思っちゃいました。

それくらい、岡田さんには期待してるってことで。岡田脚本、堤幸彦演出のお芝居があったら、また行きたいです。

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