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来日公演「War Horse ウォーホース――戦火の馬」@シアターオーブ

Warhorse

 今夏、NYに行くとは思ってなかったので、2年前にNYであちこちにポスターがあったのが印象的だった「War Horse」のチケットをとっておりまして、せっかくなので行ってまいりました。

イギリスのデヴォン、兄への対抗心から借金の返済に使うお金でハンターと競走馬のミックスの仔馬ジョーイを競り落としたテッドの息子アルバートは、ジョーイをかわいがります。すきを引かせることができるかという賭けにも勝って幸せだったのもつかのま、ジョーイは第一次世界大戦で大陸にわたる軍馬として徴集されてしまいます。

騎乗していた将校の死から戦場をさまようジョーイ。長引く戦争の中、ドイツ軍のミュラー大尉、騎馬トップゾーンと行動をともにするジョーイを、成長したアルバートは従軍しながら探します。

独特のマペットの動きがすばらしく、ほんとに馬です。ライバルの黒馬トップゾーンもかっこいい。背景や道具はシンプルなんですが、スモークや音で、あの気取ったシアターオーブが生々しい戦場になっていくのがすごい演出で、さすがはトニー賞(2011年5部門受賞)という感じです。
ミュージカルではないんですが、語り部の歌と、コーラスもとっても美しく、雰囲気を盛り上げていました。

ドラマとしては、苦悩するキャストでは、ミュラー大尉が出てくるあたりから厚みが出てきます。このあたり、ドイツ軍のドイツ語とフランス語と英語で話すはずのところを英語で表現していてわかりにくいのが、字幕があってよかった(笑)。

ただ、私たち、これまで少年と馬その他の動物のふれあい物語はたくさん見てますので、アルバートが長身の立派な青年なところが、若干残念でした。あどけなさの残る少年ぽい人物であった方が、ろくでなしの父との関係性もリアルだったのではと思います。

ところでシアターオーブの公式サイト、「ドリームガールズ」同様、今回もキャストについてのクレジットがありませんでした。これ、なんか「ツアーメンバーの外人の名前見てもわからないでしょ、知りたきゃ2000円のパンフレット買えば」って言われているみたいでとても残念。なんでこんな高額のチケット売っておきながら、メインキャストの名前すら教えてくれないんでしょうかねえ。

ちょっと見てみたら、US National Tourのメンバーとほぼ同じようです(このページの「CAST]のところをご覧ください)。ここにある、Micheal Stewart Allenさん(ミュラー大尉)のFBに、京都や日本料理を楽しんだ写真やアルバート役のマイケルさんの写真などが載っていましたから。それから、美しい歌声をきかせてくれたのは、Spiff Wiegandさんのようです。
でも、こんなことしなくちゃわからないの、おかしいですよね?

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