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ミュージカル「フル・モンティ」@東京国際フォーラム

Fullmonty今年になって初ミュージカルです。原作の映画も見てないし、山田孝之という主演俳優は結構有名みたいだけどよく知らなかったんですが、ブロードウェイ物だし面白そう、と思ってとったチケット、大満足の舞台でした。やっぱりミュージカルって楽しいな。

お話は、鉄工所が閉鎖され失業中の工員(手当は細々と出ているらしい)のジェリー(山田孝之)は離婚していて、このまま養育費が払えないと、元妻(まっとうな恋人がいる)と暮らしている息子の共同親権を取り上げられそうです。NYから来たかっこいいストリッパーの人気を見たジェリーは、失業中の仲間といっしょに1晩限りのストリップをやろうと、オーディションや練習を重ね、ついに全てを脱ぎ捨てることに…。

原作がイギリス映画で脚本がブロードウェイでトニー賞ノミネート、なので、やっぱりよくできていて、いろいろうまくいってない登場人物たちを笑いとペーソスで描きながら、クライマックスのショ―まで見事に引っ張っていくんですけど(最後の演出もいいです)、さらに翻訳と演出のうまさとキャストの好演で、ブロードウェイ版が非常によく消化されていて感心しました。シーンひとつひとつがキャストにぴたっと合っていて、借りモノっぽくないんですよね。

まず最初のシーンから、主演のジェリーの山田孝之が好きになっちゃいます。男っぽいけど純粋でどこか夢見てるようで、元妻に愛想をつかされるのもわかる感じ。そしてその他の主要キャストがほんとに個性的。日本のミュージカルって、どうしてもミュージカル俳優っぽい、シュっとした人ばっかりで、舞台が見るからにミュージカルになっちゃうんですが、それがない。このチラシの写真はみんなちょっとマッチョな雰囲気ですが、舞台ではその役に合ったパーマやカラーやへんな髪形で、それも期待以上でよかったです。

デブの親友デイブ(勝矢)はほんとに大きくて動きもユーモラス(サランラップ!)、母と暮らしているちょっと頭の弱いマルコム(中村倫也)はかわいいし、変人イーサン(ムロツヨシ)は芸人ばりのギャグ連発だし、元工場長のハロルド(鈴木綜馬)はミュージカルの人らしく全体を締めます。そしてブラザートム!彼にこれ以上合った役があったでしょうか!息子役の福田響志くんも重要な役どころでした。

女性陣も、ほんとにぴったりだったおなじみの浦島りんこ、元気で動きキレキレのジョージ―の大和田美帆、若々しい保坂知寿、繊細な演技の佐藤仁美と、実力のあるキャストが揃ってました。

さらに出番は少なかったけど、ゲイのストリッパー役の海宝直人くん、生田斗真ばりの美形で光ってました。これから要チェックですね。

トムさん、アドリブなのか、「この大雪の中来てくださってありがとうございました」を、全員で唱和しよう、と言ってくれました。そう、行けるなら絶対行かなきゃと、1階はほとんど空席はありませんでした(帰りは間一髪で電車が止まりました)が、ほんとに行ってよかったです。みなさん、きっとそう思ってのスタンディング・オベーションだったでしょう。

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