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TVドラマ「ぴんとこな」とコミック

Photo 歌舞伎を楽しみはじめているところに、折よくというか、歌舞伎のドラマ「ぴんとこな」が始まりました。名門の御曹司河村恭之介(玉森裕太)、部屋子からのし上がっていく澤山一弥(中山優馬)に、一弥の幼なじみで歌舞伎好きの苦学生千葉あやめ(川島海荷)や一弥が好きな澤山家の一人娘優奈がからむ歌舞伎ラブストーリーです。

配役はいいと思うんですよね。玉森、優馬はいかにもコミックから抜け出たようなイケメンだし(優馬の女形きれい)、海荷もかわいい女子高生が無理ないし。先輩格の完二郎(山本耕史)、歌舞伎界の重鎮で恭之介の父岸谷二朗や一弥に目をかける澤山家の榎木武明もすごく合ってます。とくに山本耕史は、明るくてサービス精神旺盛だけど歌舞伎に一生懸命な兄さん役がはまってて、脇役ながらぐっときちゃいます。コミックの完二郎よりずっとすてき。

出てくる歌舞伎の演目が、「春興鏡獅子」、「三人吉三」、「棒しばり」、「菅原伝授手習鑑」、「野崎村」と、自分が見たり、最近歌舞伎座で演じられて知ってたりというものだったので、よけい親しみももてました(「棒しばり」など、ドラマでは一瞬とはいえ、ほんものとは似ても似つかぬものでしたけど)。

まあ、でも、このドラマには合ってるとはいえ主人公2人のファン以外には、ドラマ自身にあんまり魅力がないというか、この年代の少女マンガちっくなラブストーリーって大人が見るにはという感じがするんですけど、TBSさんも、どうしてこれで視聴率とれると思ったのかな?(「半沢直樹」よりも?)

で、原作コミックの方も読んでみました。歌舞伎については、恭之介は御曹司のPhoto_3
くせにあまりにもモノ知らなさすぎ、とか、役作りを稽古中じゃなくて本番でやりすぎ、とか、よくみると、二人とも舞台で失敗重ねすぎでそんな大役もらい続けられるはずないじゃん、とか、今の歌舞伎界は70歳前後の方たちがお元気なのでそのくらいの大名跡が出てきた方がリアルだな、とか、野暮なつっこみどころは満載です。一方コミックはもっと恋愛関係ドロドロなので、その点はまあ面白いんですが、完結していないので、この先どうなるのかまだ見えません。ドラマはどうするんでしょうね。

ところで「半沢直樹」で注目されている片岡愛之助ラブリン、子役から部屋子になり、仁左衛門のお兄さんである秀太郎さんの養子になった方で、海老蔵が事件で休演した時の代役で、海老蔵よりいいと賞賛されたこともありましたよね。海老蔵は言わずと知れた歌舞伎界の大名跡の御曹司でいずれは團十郎を継ぐことが約束されており、容姿にも恵まれていますが、事件のときにはいろいろな噂もありました。しかし、父團十郎の死以来、歌舞伎への取り組み方も変わり、今月は初の自主公演で愛之助と共演しています。この二人、リアル「ぴんとこな」だなってワクワクしちゃうのは私だけでしょうか。

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