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国立劇場「紅葉狩」歌舞伎鑑賞教室

Momiji国立劇場はお得、という話をきいてちょっと見てみたら、扇雀さんが二役をやるという「紅葉狩」を歌舞伎鑑賞教室でやるというので、行ってきました。

半蔵門の国立劇場、複数の劇場があって、さすが敷地も建物もゆったり、派手さはありませんがちゃんとお弁当やお土産も売っていて、シャンデリアもきれいです。お席はいわゆる「とちり」席の花道から4列目という最高なところで、堪能させていただきました。

まず30分、「歌舞伎のみかた」を中村隼人、中村虎之介の若い二人が楽しくしっかり説明してくれます。揚幕、御簾から始まって花道、回り舞台、せり、大向こうの声、立ち回り、女形の形まで。義太夫、常盤津、長唄のちがいなどは、どこがどうと自分では言えないのですが、おおーと思いました。隼人は19歳のイケメン俳優風なのですが、そこは育ちのよさと修業のおかげか、とてもしっかりしていて好感がもてました。15歳の虎之介くんもかわいい!

さて、休憩後の本編、平惟茂(中村錦之介)が従者(宗之助、薪車)連れて紅葉狩に来たところ、更科姫と侍女たちに同席を勧められ、姫の舞とお酒に酔って寝てしまいます。山神(虎之介)がやってきて起こされると、姫は鬼女に変わって一騎打ちとなります。

扇雀さん。威厳と華があって、とっても素敵でした。踊りを見る目は自信がなくて、毛振りもこういうものかしら、と思わないではなかったんですが、声もいちばんいいし(この演目はセリフが少なくて残念なほど)、鬼女ではスケール感の大きな迫力もあって、立派な主役でした。解説ではあんなにかっこよくて、女形の形もおお、と思った隼人の野菊、あれ、素のハンサム度からいったらもっときれいになるんじゃ…って感じがして、舞も(わからないなりにも)これからかなあと思いました。

錦之介さんって、私の好きだった時代劇の萬屋錦之介のおいごさんなんですね。やさしい端正なお顔が上品で、平安の武士らしいです。従者のお二人も達者でおかしみとかわいらしさもあって、とってもよかった。侍女の高麗蔵さんもきれいで舞が優雅でした。

そして虎之介くんの山神、重要な役だと思うんですが、精一杯、全身で生き生きと演じていました。パンフレットのインタビューで、「寝ている惟茂もお客さんも起こすんだ」と言っていたとおりで、目が離せませんでした。

お話がシンプルでわかりやすく、舞台も明るく、衣装も華やか、義太夫など3つがいっぺんに出てにぎやかで、面白い踊りもあり、最後は派手な立ち回りでどんどん音楽も盛り上がり紅葉吹雪も舞って、気分が高揚してああ面白かった、となる、鑑賞教室にはうってつけの演目だったのではと思います。

カーテンコールのない歌舞伎はあっさり終わってしまいますが、直後に臨時都バスが玄関前に来るというサービスもあって、また来ようと思いました。

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