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DVD「レ・ミゼラブル25周年コンサートin London」

Lesmis「オペラ座の怪人」25周年記念公演がよかったので、昨年末の映画の感動も記憶に新しい「レ・ミゼラブル」の記念コンサートも見てみました。会場はロイヤルアルバートホールではなくO2アリーナですが、似た感じです。

コンサートではありますが、「Chess in Concert」より、映像やキャストの衣装が凝っていて、マイクの前での演技もあり、もっと少しミュージカルに近い雰囲気が味わえます。「歌が素晴らしい」という評判通り、シェーンベルクの音楽を堪能することができました。

ジャン・バルジャンのアルフィ・ボーは、歌はもちろん、髪型や雰囲気が、私のイメージするジャンそのものでしたが(でもこの時点で30代半ば!)、一方、ジャベールのノーム・ルイスは、アフリカ系なんですが、美形で厳然とした表現力もすばらしく、全く違和感がないどころか、25周年の今(2010年ですが)のコンサートとしての深みを与えていたと思います。ノームは、「ポギー&ベス」でトニー賞にノミネートされていますが、「リトルマーメイド」のオリジナルキャストのトリトン王もやっているようですね。

そして、アンジョルラスのラミン・カリムルー。圧倒的な歌と存在感、力強い豊かな表情で、映画と同じくマリウスよりかっこいいんですね。ファントム25周年とたいして変わらない時期のコンサートなのに、こちらは若さがあふれてます。ついでに、グランテールって役名は知らなかったけど、ファントム25周年のラウル役、ハロルド・フレイザーが出ていたんですね。ひげでワイルドになってたからわからなかったけど、ちょっと学生たちの中で目立ちます。エポニーヌは映画と同じサマンサ・バークス。このときやっと20才というのは信じられないうまさです。ファンテーヌのリー・サロンガも、もちろんうまく、包容力のある歌声なのですが、健康的すぎて、ちょっとファンテーヌだと思うには苦労します。衣装もどうしてあんな野暮ったいドレスにしたんでしょう。

ロンドンでの記念コンサートらしく、オケとコーラスも重厚で、ぜいたくな舞台となっています。さらに、アンコールでの歴代ジャンバルジャンたちの「Bring Him Home」の歌!初代ジャンのコルム・ウィルキンソンの歌う姿が感動的なんですが。この方、映画でもミリエル司教で出演していましたね。しかもファントムもワークショップから参加していて(レミゼに出るためロンドン初演キャストではなく、カナダの初演キャストだそうですが)、って、どれだけすごい方なんでしょう。そしてちょっと調べたら、オリジナルキャストのファンテーヌは、あのスウィーニートッドですごいラベット夫人を演じたパティ・ルポンですよ。この日は出てなかったみたいですけど、(現役バリバリのスターですもんね)。この方、ほんとに好き。

ということで、レミゼがお好きな方にはもちろん、ミュージカルファン必見のDVD(ブルーレイ)です。

それにしても、私ってなんて間が悪いんでしょう。今月のラミン、シエラ、リーの来日コンサート(+城田優)「4 Stars」は最高だったそうじゃありませんか。ミュージカルってドラマの中で役として歌うからいいのよ、とコンサートだということでさほど興味がわかなかったのですが(ラミンたちのことたいして知らなかったし)、彼らは1曲の中ですべてを表現していた、そうですね。これだけの顔合わせ、なかなかブロードウェイでもないでしょうに、ああ、もう少し早くファントムとこのレミゼのDVDを見ていれば、くう!残念でした。

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