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Chess in Concert(その1)―Chessというミュージカルについて

遅ればせながら、”Chess in Concert“のCDにはまっています。遅ればせながらというのは、これが2008年5月に2日間だけ、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催されたミュージカル「Chess(チェス)」のコンサートで、CD発売は2009年6月。まあ、2009年は私にとってRENTの年でしたからね、アダム・パスカルとイディナ・メンゼルの2人がメインキャストとというRENTファンなら必須の舞台とはいえ、RENTの日本ツアーが終わるまではと思っていたら、しばらく忘れてました。

41gbiscsatl__sl500_aa300__4CDは2枚組、131分の大作ですが、超、すばらしいです。作曲はABBAの男性二人ベニーとビョルン。じゃあABBA風なのね、というと大間違い。クラシカルなナンバーからロック、バラード、ABBA風のポップスと、曲の多彩さ、メロディやジャンルもそうなんですが、コーラスやデュエットの使い方もバラティ豊かで、ミュージカルのすべてがあるという感じ。

とくにQuartet などクラシック調のナンバーは、歌い手にとっては本当にチャレンジングです。秦万里子さんというプロの方が、「こんな歌誰が歌うんだ?」とブログに書いていますが、ほんと、ハイレベルの歌唱力が必要な曲ばかりです。だからといってテクニックだけの曲ではもちろんなく、感動も上質です。

しかし、こんなにすごいミュージカルなのに、先行発売されたCDはヒットしたにもかかわらず、1986年にロンドンで開幕して3年間、ブロードウェイでは1988年4月から僅か3カ月しか続かず、その後はローカルでポツポツとしか上演されていません。

ロンドン版の評判は二分されていて、素晴らしい大ミュージカルというのと、無理のあるストーリーで混乱しているというもの。作詞は「ジーザス・クライスト・スーパースター」や「ライオン・キング」のティム・ライスで、冷戦をテーマにミュージカルを作りたかったそうですが、やっぱりチェスを題材にというのが、地味だったのでしょうか(あらすじについてはまた後で)。

ブロードウェイの方は、ロンドン版を作り変えてしまったそうですが、こちらは、製作費の割にそこそこしか客が入らず、しかも半額チケットのお客が多くてペイしなかったそうです。NYでは、そこまでABBAの人気もなかったのでしょうか。当時は全盛期からかなりたっていましたしね。
それが、ここにきてロンドンで大々的にコンサートが行われ、アメリカのTVでも放送されたのは、Chessにとって幸せなことといえましょう。

長くなったので続きはその2で。

(追記)

このコンサートが行われる前に書かれた、アバとミュージカルというブログ記事をみつけました。CDの成功と、ミュージカルの失敗について、詳しく書かれています。

(追記その2)

日本でのコンサート版(2012)

日本で初演のミュージカル版(2015)

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